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碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー

穴通磯の洞門くぐりが興奮の絶頂、
碁石海岸穴通船でいざ冒険に出発!

INDEX

大きな岩に開いている穴を船に乗って潜り抜けようとしている女性の後姿の写真

「碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー」ってどんな船?

穴通磯の穴に向かう小船の写真
↑小型の船だから感じられるライブ感!これから始まる冒険にワクワクです

景勝地・碁石海岸は遊歩道に沿った散策も楽しいですが、海上からもその雄大な景観を堪能できるのをご存じでしょうか?その名も「碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー」。5~7人乗りの小さな船で、碁石海岸の名所を巡る観光遊覧船です。

「碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー」の楽しみ方1:
穴通磯をくぐり抜ける

穴通磯の中央の洞門の写真
↑穴通磯の真ん中の洞門をくぐり抜けます。海の状態がよければ、ほかの洞門を通ることも

ベテラン船頭さんと共にえびす浜からスタートして、碁石岬や乱曝谷(らんぼうや)、雷岩を通りながら、穴通磯(あなとおしいそ)まで行って戻る約40分のコース。天候と波の高さによりますが、乱曝谷と雷岩付近まで船を寄せて雷岩から鳴る音を聞いたり、穴通磯の穴をくぐり抜けながら黒色頁岩と砂岩が浸食された層理面を見上げたりと、「碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー」でしか体験できない見どころが目白押しです。特に穴通磯は、岩壁に触れられそうなほどスレスレの洞門を通る、この遊覧船のクライマックス。「穴を通り抜けると幸せになる」と、誰かが言ったとか言わないとか……。

「碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー」の楽しみ方2:
船頭さんの解説を聞く

船頭の男性の写真
↑船頭の大和田さん。大船渡の方言まじりに、岩や植物について丁寧に説明してくれます

船頭さんが船のスピードを落としながら、岩の名前の由来や海上からしか眺められないスポットを解説してくれるので、理解も深まります。海馬(とど)島の名前の由来や、ウミネコの産卵地の岩など、ぜひ「碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー」に乗船して確かめてみてください。

岩の上空を飛ぶウミネコの写真
↑春頃からペアリングを始め、6月に産卵するウミネコ。約1カ月半、ヒナの姿も確認できるそうです

風を感じ、時に波しぶきを浴びて全身で海を感じられるのも醍醐味です。沖に進むにつれて高くなる波、太陽の当たり具合によってエメラルドグリーンのグラデーションが生まれる海面、波が岩に激しくぶつかってできる白波などを目にすると、船頭さんが言っていた「海は毎日違うし、時間帯によっても全然違うんだ」という言葉が腑に落ちます。

午後から風が吹く傾向にあるので、海が穏やかな午前の乗船がおすすめだそうです。

「碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー」で非日常体験を!

海から見た碁石埼灯台と碁石岬の展望台の写真
↑海から見た碁石埼灯台と碁石岬の展望台

えびす浜から出発すると、聞こえるのは船のエンジン音とウミネコの鳴き声だけという「非日常」に包まれます。でも遠方には定置網を仕掛ける地元の漁船や、岩でノリを摘む漁師さんの姿が見られ、大船渡ののどかな「日常」もあるのです。海の上で入り混じる、非日常と日常。そんな不思議な光景が心に強く残りそうです。

碁石海岸穴通船 碁石海岸アドベンチャー
ごいしかいがんあなとおしせん
電話 0192-29-2359(碁石海岸インフォメーションセンター)
住所 大船渡市末崎町字大浜
発着所 碁石浜
料金 1人2500円(小学生以下1000円)
受付時間 6月~11月の9~15時
5月の大型連休期間につきましてはお問い合わせ願います。
定休日 不定休(天候によって運航できない場合あり)
駐車場 あり
※要予約、2人~運行可

制作協力:株式会社JTBパブリッシング
※原則として消費税込みの料金で記載しています。
※原則として位取りの読点、コンマは省いて記載しています。