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施政方針(平成29年度)

 
はじめに
 

 戸田市長は、平成29年2月17日の平成29年市議会第1回定例会本会議において、平成29年度の施政方針について演述を行い、市民一人ひとりが将来に夢と希望を抱きながら、健康で心豊かな生活を営むことができるよう、復興事業やまち・ひと・しごと創生総合戦略など各般の事業に全身全霊、積極果敢に取り組むことを表明しました。

 以下、施政方針演述の内容をお知らせします。

 

 平成29年市議会第1回定例会の開会にあたり、提案いたしました議案などの説明に先立ちまして、今後の市政運営並びに平成29年度の主要施策について、所信の一端を申し述べさせていただきますので、議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

 はじめに、東日本大震災の発生から間もなく6年の歳月が経過しようとしております。震災でお亡くなりになりました方々に対し、改めて深く哀悼の意を表しますとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 これまで、本市におきましては、国内外からの温かいご支援に支えられ、市民の皆様からの深いご理解と力強いご協力をいただきながら、大船渡市復興計画の推進に全力を傾注して参りました。

 その結果、現在、約260ものプロジェクトのうち、7割強が完了、または当初の目的を達成し、残りの3割弱につきましても、そのほとんどが進行中であります。

 中でも、被災された方々の安全な住環境の確保や被災小中学校の再建をはじめとする各種基盤の整備は、多くの事業が終盤を迎え、その完了が見通せるまでになったほか、水産業を中心とする生業の再生も着実に前進しております。

 また、本市における創造的復興の象徴となる大船渡駅周辺地区につきましても、商業・観光振興を主軸とする広域的な賑わい創出の拠点づくりが加速し、この春にはまちづくり会社などが整備する新たな商業施設がオープンいたします。

 迎えます平成29年度は、災害に強い、魅力あふれる新しい大船渡市を創る復興計画・後期4年間の初年度にあたり、さらなる発展に向けた礎を築き上げるための動きを加速させる年となります。

 復興計画登載事業の推進、とりわけ、津波で浸水した地域の有効な土地利用方策や被災者の心のケア対策など、復興の進展に伴う新たな課題にも適切に対応しつつ、復興の総仕上げに向けた各種事業を迅速かつ円滑に推進して参ります。

 また、公共事業を主とする復興需要により、本市の経済は高水準で推移し、市民所得の向上も図られておりますが、こうした好状況下にあればこそ、復興需要の収束を見据えた、好調な地域経済の維持・発展を図るための、民間パワーを主軸とする地域経済への円滑な移行を急がなければなりません。

 一方で、少子高齢化が進行する中、人口減少傾向に一定の歯止めをかける諸施策の展開も、持続可能で魅力あるまちづくりにおいて必要不可欠であります。

 人口の増減を推し量る数値として、一人の女性が一生に産む子供の平均数、いわゆる合計特殊出生率があり、人口の自然減を食い止めるためには、少子化対策などを進め、本市の人口ビジョンで目標としている2.1以上を確保しなければなりません。

 さらに、この目標を達成したとしても、直ちに人口減少が止まるわけではなく、人口を構成する世代の全て、まずは1世代目が合計特殊出生率2.1の環境下で生まれ、約30年後の2世代目、さらに3世代目が生まれる約60年後に至るまで、同様の環境が維持されることで、ようやく実現するのが実態であり、加えて人口の流出と流入、すなわち社会増減が均衡するという条件も満たさなければなりません。

 このため、大船渡市総合計画において重点プロジェクトに位置づけている「大船渡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げた基本目標、1・「大船渡にしごとをつくり、安心して働けるようにする」、2・「大船渡への新しい人の流れをつくる」、3・「大船渡で安心して家庭を築き、子どもを産み育てられるようにする」、4・「大船渡で生涯暮らし続けられる地域をつくる」、これら4項目の実現に向けまして、官民一体となって取り組む機運の醸成に努めながら、仕事や雇用創出に資する取組への支援、観光ビジョンの具現化、結婚から妊娠・出産、子育てに至る切れ目のない支援体制の構築、さらには、再生可能エネルギーの活用をはじめとする環境未来都市型プロジェクトの推進など、関連する施策や事務事業の重点的な推進を図って参ります。

 平成29年度の一般会計予算につきましては、復興関連事業の進捗に伴い、前年度よりは縮小傾向にあるものの、引き続き高水準を維持しておりますが、継続して自主財源の確保と国及び岩手県の有効な制度などの活用に努めるとともに、「選択と集中」を基本に、財源や人員などの最適配分を図るなど、行政改革に取り組みながら、各般にわたり、着実な事業推進を図って参ります。

 来る平成29年度におきましても、市民の皆様をはじめ、市内外の関係各位との絆をさらに深め、本市の復興と持続可能なまちづくりに向け、不退転の決意で市政を運営することにより、市民の皆様の負託に応えて参る所存でありますので、議員各位をはじめ、関係機関・団体及び市民の皆様の変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 以下、総合計画に掲げる7つの大綱に沿って、総合計画後期基本計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略の推進を基軸とした平成29年度の主要な施策について申し上げます。

 (以下のリンクをクリックすると、それぞれの大綱ごとにページが表示されます。)
 

1 豊かな市民生活を実現する産業の振興
2 安心が確保されたまちづくりの推進
3 豊かな心を育む人づくりの推進
4 潤いに満ちた快適な都市環境の創造
5 やすらぎある安全なまちづくりの推進
6 自然豊かな環境の保全と創造
7 自立した行政経営の確立

 

 以上、平成29年度における市政運営の基本的な方針と主要施策の概要について申し上げました。

 平成29年度は、復興の総仕上げに向けた取組を加速しながら、将来にわたって持続可能なまちの実現を目指して大きく歩みを進める、大変重要な一年になると考えております。

 市民の皆様が、将来に夢と希望を抱きながら、健康で心豊かに暮らせるまち、また、一人でも多くの若者や子育て世代が安心して働き、住み続けられるまちの実現に向けて、復興関連をはじめ、まち・ひと・しごと創生総合戦略など各般にわたる事業の実施に、全身全霊を傾け、積極果敢に取り組んで参りますので、議員各位並びに市民の皆様のなお一層のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、施政方針並びに私の所信表明といたします。

 

このページのお問い合わせ先
大船渡市役所企画政策部企画調整課
電話番号:0192-27-3111
FAX番号:0192-26-4477