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市内では、令和3年2月3日に市内2例目となる市民1名の新規感染を確認以降、本日までに11名の感染が確認されております。
このうち、直近1週間(9日~15日)では8名を数えており、国の感染状況を示す指標である「直近1週間の人口10万人あたり新規感染者数」で換算しますと22.78人となり、国の示す感染拡大地域(同15人以上)に該当する程、感染が拡大している状況となっております。
また、感染の封じ込めについて、大船渡保健所では、感染者の行動歴から接触者の把握と早期のPCR検査を進め、市も、県のまん延防止対策に全面的に協力しておりますが、依然として経路不明の感染事例が続いており、市民生活に不安が生じているところです。
私達は、こうした厳しい状況下に立たされています。何としても感染拡大を封じ込めなければなりません。
いつでも、誰もが感染しうる新型コロナウイルス感染症から、ご自身、ご家族及び周囲の方を守るため、以下3点の徹底を強くお願いします。
基本的な感染予防の再徹底、特に、これまでに感染拡大の主な原因となった次の点について、ご注意ください。
会合においては、少人数、短時間、全員の体調確認、こまめな換気、人と人との距離の確保を徹底してください。
家庭内においては、毎日の体温測定等の健康チェック、手指消毒、咳エチケットの徹底のほか、気分の優れないご家族がいらした場合、共有スペースの利用を最小限とするなど、可能な限り家庭内における接触を回避する工夫をお願いします。
罹患された方の心情をおもんばかり、思いやりの心で接していただきますよう、ご協力をお願いします。
体調に異変を感じた時は、かかりつけ医等の医療機関や相談窓口(岩手県受診・相談センター 電話番号019-651-3175)に電話で相談のうえ、早めに受診してください。
また、市の公共施設においては、利用者の把握等の措置を強化し、感染確認時のまん延防止に備えてまいりますので、施設利用者のご協力をお願いします。
なお、これらの措置につきましては、今後の感染状況の変化に合わせ、更なる強化も検討してまいります。
罹患された方並びにご家族の方々に対しまして、早期の回復をお祈り申し上げますとともに、市民の皆さまにおかれましては、これ以上の感染を出さないよう、改めてご協力を呼びかけます。
市民一丸となって、この難局を乗り越えましょう。
令和3年2月15日
大船渡市長 戸 田 公 明