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オミクロン株による全国的な感染急拡大は、当市でも猛威を振るっております。県の発表によると、ここ1週間で、大船渡市内在住33名の新規感染が確認され、感染状況の指標として活用される直近1週間での人口10万人あたり新規感染者数は96人となり、県平均を超えている状況にあります。
特に、最近の感染例では、感染した人から同居家族または職場の同僚に感染させたと見られる二次感染事例が非常に多く、オミクロン株の高い感染力は、いつ何時でも、身近な人の健康を脅かす可能性があります。
また、こうした感染の連鎖により、10代や10歳未満の子ども達の感染報告が数例確認されるに至っています。
子どもは、ウイルスへの抗体を有しておらず、学校等の集団生活において感染のまん延が心配され、また、高齢者は、依然として重症化リスクが高いことから、私たちは、こうした方々に感染させないよう細心の注意が必要です。
こうした状況を踏まえ、市民の皆さまにおかれましては、次の点について、ご理解をお願いします。
令和4年2月9日
大船渡市長 戸 田 公 明
また、市では、市内における感染状況を踏まえ、子どもや高齢者への感染を可能な限り防止するため、市内の保育・教育・介護福祉等に従事する方向けに、緊急のワクチン3回目接種を実施いたします。詳細は、こちらをご覧ください。