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碁石海岸

海×空×岩×松が調和する大船渡の絶景スポット 碁石海岸

碁石海岸にある大きな岩に3つの穴が開いている穴通磯

「碁石海岸」ってどんなところ?

碁石海岸インフォメーションセンターの写真
↑碁石海岸インフォメーションセンターではさまざまな情報が得られます。トイレも完備。

「碁石海岸」とは、大船渡市末崎(まっさき)半島の東南端約6kmの海岸線。青森県八戸市から宮城県気仙沼市まで、3県16市町村をまたぐ日本最大のジオパーク「三陸ジオパーク」のジオサイトの1つに数えられる、大船渡随一の景勝地です。海岸の東南に位置する「碁石浜」に、波で磨かれた黒い玉砂利が敷き詰められていることが名前の由来だというのが一説。国の名勝・天然記念物、日本の渚百選、日本の白砂青松百選にも指定されています。

碁石海岸一帯は遊歩道が整備されているので、スポットを巡るのにも歩きやすく、時間と体力があれば海岸の端から端まで歩くことも可能です。碁石海岸周辺の観光案内を含め、穴通船の予約業務も担当している「碁石海岸インフォメーションセンター」では、周辺スポットをまとめたマップを配布しています。

「碁石海岸」の楽しみ方1:「穴通磯」の絶景を眺める

穴通磯の写真
↑大船渡市のシンボルと言っても過言ではない穴通磯(あなとおしいそ)

まず訪れたいのは「穴通磯(あなとおしいそ)」。海水の浸食で3つの穴(洞門)が開いた岩は、碁石海岸屈指の名所です。どれだけ長い年月をかければ巨岩にこんな穴が開くのか……果てしない悠久の歴史を感じさせます。「穴通磯」が望める展望台の近くには東屋のようなスペースもあるので、座りながらゆっくり海を眺めるのもいいでしょう。
海岸の西端に位置するので、車での移動がおすすめ。「碁石海岸インフォメーションセンター」から「穴通磯駐車場」までは車で約5分です。

「碁石海岸」の楽しみ方2:「雷岩」で音を楽しむ

断崖絶壁の乱曝谷の写真
↑断崖絶壁の乱曝谷(らんぼうや)。波が荒い日は、もっと白波が砕け散るそうです。

景色自慢の碁石海岸には、「残したい日本の音風景百選」に選出されている「雷岩」という岩もあります。「雷岩」に近づくと、時々聞こえる「ズドーン」という重低音。その音こそ「音風景百選」に認められた理由で、雷にも似ているためこの名称が付いたそうです。波が洞穴に打ち当たって音が鳴るため、洞穴に海水が入り込む満潮時は聞こえにくいのでご注意を。波の音に混ざって時折地響きのような音が聞こえるので、よく耳を澄ましてみてください。

陸と「雷岩」が向かい合って切り立つ「乱曝谷」も、必見スポットです。高さ数10mの険しい崖と激しく波が打ちつける様子は迫力があります。
「雷岩」と「乱曝谷」は、「碁石海岸インフォメーションセンター」から徒歩約3分です。

展望台から見える雷岩と乱曝谷の写真
↑雷岩と乱曝谷を間近で見られる展望台。一度、雷岩の音が判別できたら、続けて聞こえるようになります。(碁石海岸インフォメーションセンター提供写真)

「碁石海岸」の楽しみ方3:恋人の聖地、「碁石埼灯台」へ

碁石埼灯台の写真。岬の先に白い灯台がある。
↑遠くからでも白が際立つ碁石埼灯台。残念ながら柵の中に入ることはできません。

最後にご紹介するのは、ほかの壮観と少し雰囲気の違うロマンチックなスポット。「日本ロマンチスト協会」から「恋する灯台」に認定された「碁石埼灯台」です。
末崎半島先端の「碁石岬」にあり、松林の中にそびえる白い灯台と青い空のコントラストが爽やかに映ります。
「碁石海岸インフォメーションセンター」から、灯台近くの「碁石岬駐車場」までは車で約3分。少し距離はありますが、遊歩道に沿ってほかのスポットも巡る約40分のコースもいいリフレッシュになりますよ。

みどころいっぱいの「碁石海岸」へ!

碁石岬へ突き出すように造られた展望台の写真
↑碁石埼灯台の近く、碁石岬へ突き出すように造られた展望台

ここまで触れてきた「碁石浜」、「穴通磯」、「雷岩」、「乱曝谷」、「碁石岬」に、「えびす浜」、「千代島」、「赤土倉(あかどくら)」を合わせた8つの見どころは、「碁石八景」と呼ばれています。

自然が生んだ造形美をゆっくり巡ってみてください。

碁石海岸
ごいしかいがん
電話 0192-29-2359(碁石海岸インフォメーションセンター)
住所 大船渡市末崎町字大浜
アクセス 三陸自動車道大船渡碁石海岸ICから車で約15分
営業時間 8時30分~17時15分(碁石海岸インフォメーションセンター)
定休日 年末年始(12月29日~1月1日)※営業時間・定休日は臨時に変更する場合あり
駐車場 普通車79台、大型車13台

制作協力:株式会社JTBパブリッシング

※原則として消費税込みの料金で記載しています。
※原則として位取りの読点、コンマは省いて記載しています。