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キャッセン大船渡

食べて、買って、遊べる、地元密着型の商業施設 キャッセン大船渡

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キャッセン大船渡

「キャッセン大船渡」ってどんなところ?

キャッセン大船渡の外観
↑周りの風景になじむよう、アースカラーを基調にデザインされています。芝生の「千年広場」を筆頭に、敷地内には緑が豊富

「キャッセン大船渡」は、「モール&パティオ」「フードヴィレッジ」に、地元の飲食店や商店を中心とした約30の店舗が集まっている商業施設です。2019年4月に開業3年目に突入。「いらっしゃいませ」という意味の方言、「きゃっせん」を冠した施設らしく、この一画でグルメもショッピングもレジャーもOKという懐の広さです。

毎週末、店主が中心となってイベントを開催したり、毎週金曜には岩手県や宮城県の人気パン店による出張販売を行ったりと、常にワクワクするイベントを企画しています。

 

キャッセン大船渡
きゃっせんおおふなと
電話 0192-22-7910
住所 大船渡市大船渡町字野々田10-3
アクセス BRT大船渡駅より徒歩2分、三陸自動車道大船渡ICから車で約15分、三陸自動車道大船渡碁石海岸ICから車で約7分
営業時間 各店舗によって異なる
定休日 各店舗によって異なる
駐車場 モール&パティオ 130台、フードヴィレッジ 72台

ここでは、地元グルメを味わえる飲食店、カフェ、菓子店をピックアップ!

「キャッセン大船渡」の楽しみ方1:「菓匠高瀬」で大船渡土産を探す

菓匠高瀬の内装
↑和菓子約20種、洋菓子約30種。目移り必至のラインナップです

「菓匠高瀬」は、昭和8年創業の菓子店。和洋は異なれど、家族も親戚も菓子職人一族という3代目店主が店を切り盛りしています。和菓子職人だった2代目が考案した最中「甘ほたて」と、甘さ控えめなおまんじゅう「おひとつ」が、「菓匠高瀬」の二枚看板です。

甘ほたて
↑甘ほたて1個140円(左)、おひとつ1個100円(右)

「三陸の名物をモチーフにしてお菓子を」との思いから、1970年に発売した「甘ほたて」。貝殻の形をした最中の皮で、粒あんと求肥を挟みました。貝柱に見立てた求肥が何ともユニークです。「おひとつ」は食べやすい軽さが自慢で、黒糖の上品な香りとサラッとしたこしあん、そして何よりもっちりとした食感がクセになります。

菓匠高瀬店主
↑朝から「おひとつ」を仕込んでいる、3代目店主の高橋さん

ショーケース脇の壁に飾られてあるのは、その昔、練り切りや砂糖菓子作りに実際に使っていた木型。木型職人の手仕事が生み出した美しい花や魚、鳥は一見の価値ありです。

 

菓匠高瀬
かしょうたかせ
エリア モール&パティオ
電話 0192-27-1170
営業時間 9~18時
定休日 水曜

 

「キャッセン大船渡」の楽しみ方2:「湾岸食堂」で大船渡産食材を味わう

湾岸食堂の内装
↑店奥のステージでは、愉快なお客さんがいきなりライブを始めることもあるとか

「湾岸食堂」は、地元の食材とワインを楽しめる洋風居酒屋。特にカキは100%大船渡産にこだわって、「プロトン凍結」という高鮮度維持冷凍の技術を使い、1年中ベストな状態で提供しています。メニューは生やフライという定番から、アヒージョ、レモンバターソテー、アンチョビオーブン焼きなどのアレンジ料理まで、カキ好き垂涎の幅広さ。

牡蠣のカルパッチョ
↑牡蠣のカルパッチョ800円。岩手県産の野菜がたっぷりなのもうれしいですね

濃厚なカキに自家製ガーリックソースで香味を加えた「牡蠣のカルパッチョ」は、ワインと好相性です。カキに合わせて最高のワインを選ぶ「オイスターワインコンテスト2018」で、日本ワイン特別賞を受賞した「五月長根葡萄園 白」はグラスからあるので、ぜひお試しを。

大鍋で蒸し焼きにして、鍋ごとテーブルに運ぶ豪快な「大船渡産牡蠣の蒸し焼き」も名物です。

湾岸食堂オーナー
↑オーナーの及川さん。バンドを組んでおり、ステージでリクエストに応えて演奏することもあるそう

 

湾岸食堂
わんがんしょくどう
エリア モール&パティオ
電話 0192-47-4131
営業時間 17時~22時30分LO
定休日 日曜

 

「キャッセン大船渡」の楽しみ方3:「おさかな食堂」で季節の海鮮に舌鼓

おさかな食堂の内装
↑定食580円~なので、平日ランチ時はサラリーマンに重宝されているお店です

「おさかな食堂」で提供するのは大船渡市魚市場に水揚げされた魚介類。時期やその日の天候で手に入る素材が変わるため、料理から大船渡の季節が感じられると評判です。地元の水産加工会社の直営店なので、その鮮度は折り紙つき。刺身や天ぷら、焼き魚の各種定食や丼がメニューを彩ります。

海鮮丼
↑コスパの高さに脱帽の豪華海鮮丼1680円。ネタは通常6~8種で、内容は日によって変わります

「豪華海鮮丼」のネタもまさに、注文してからのお楽しみ。取材時は、ホタテ、ヒラメ、マグロ、ブリ、サーモン、アイナメ、ボタンエビ、イクラでした。ご飯(定食の場合)と味噌汁、小鉢はセルフコーナーからご自由に。

 

メニューには「ごはんセット」300円というものもあり、併設の生鮮食品・お土産店「三陸おさかなファクトリー」で刺身を買って、「おさかな食堂」で食べることもできます。お土産品は、干物や海藻類、珍味、地元の野菜など潤沢な品揃えなので、食事の前後にショッピングも楽しめますよ。

 

おさかな食堂(三陸おさかなファクトリー内)
おさかなしょくどう
エリア モール&パティオ
電話 0192-47-5309
営業時間 11~15時LO
定休日 火曜、第2水曜

 

「キャッセン大船渡」の楽しみ方4:「海山酒場」で大船渡海来(みらい)ハイボールを味わう

海山酒場の内装
↑店に入って左の壁いっぱいに広がる「Gravityfree」のペイント。反対側の壁には有名人のサインもあります

「海山酒場」は、焼き鳥、揚げ物、中華、ご飯ものというメニューの豊富さで、若い世代にも年配の方にも支持されている居酒屋です。なるべく地元で水揚げされた魚介を使い、料理に合わせて岩手の地酒が飲めるのもウケています。

大船渡海来ハイボール
↑1つ1つが大きい鶏の唐揚げ580円、大船渡海来(みらい)ハイボール500円

「海山酒場」のオーナーが中心となり、東北初のご当地ハイボールとして世に送り出したのが「大船渡海来(みらい)ハイボール」。オレンジが香るリキュール「ブルーキュラソー」を加え、海をイメージした真っ青なハイボールは、しょうゆベースでしっかり下味のついた「鶏の唐揚げ」にもよく合います。

海山食堂のスタッフ

↑スタッフの皆さん。メニュー選びに迷ったら、おすすめを聞くのもありです!

店内でパッと目を引くペイントは、2人の絵画作家からなるペインティングユニット「Gravityfree」によるもの。「キャッセン大船渡」のプレオープンイベントで描かれたものを譲り受け、壁に掲げています。縁起物の大漁旗のように、華やかな色彩と大胆な構図、福々しい七福神の笑顔は、見るだけでご利益がありそうです。

 

海山酒場
かいざんさかば
エリア フードヴィレッジ
電話 0192-47-4238
営業時間 17時30分~翌1時(金・土曜、祝前日は~翌2時、日曜、祝日は~24時)、土・日曜のみランチ営業もあり11~14時LO、※いずれも1時間前LO
定休日 月曜

 

「キャッセン大船渡」の楽しみ方5:「Hy’s cafe」でほっと一息

Hy’s cafeの内装
↑白×木目を基調にしたナチュラルな雰囲気。外に面した窓から入る自然光で、明るい店内です

「Hy’s café」は学生さんからおばあちゃんまで、女子でにぎわうカフェ。かと思えば、1人で黙々と食事をする男性も見受けられる、間口の広い店です。カフェながら充実した食事メニューと、男性でも満足できるボリュームがその秘密。

食事メニューは、“カフェめし”らしいオムライスやパスタの中に、大船渡では見慣れない北海道名物「ラーメンサラダ」や、インドネシア料理「ナシゴレン」と「ミーゴレン」なんてものも。これらは食べることが大好きなオーナーが本場の味に感動し、レギュラー入りした異色のメニューなのだとか。

Hy’s cafeのタピオカミルクティー
↑タピオカミルクティー400円はホットもあり。ミルクティーの甘さが体に染み渡るよう

本場の味にこだわったのは、人気の「タピオカミルクティー」も然り。現地の味を再現するため、台湾産タピオカを取り寄せています。歯を押し返す弾力にリピーターが続出。タピオカを1粒残らず食べられるようスプーンを添える心配りは、女性オーナーならではです。

Hy’s cafeの大船渡海来ハイボール
↑写真映えするブルーと柑橘系の香りで、女性に人気の大船渡海来(みらい)ハイボール500円

 

Hy’s cafe
はいず かふぇ
エリア モール&パティオ
電話 0192-26-1303
営業時間 11時~16時30分LO
定休日 月曜

制作協力:株式会社JTBパブリッシング

※原則として消費税込みの料金で記載しています。
※原則として位取りの読点、コンマは省いて記載しています。