本文
令和3年第2回定例記者会見【令和3年2月16日(火曜日)午後4時 議員控室】
記者クラブの皆さまには、日頃からたいへんお世話になっているところであり、厚く御礼を申し上げます。
皆さまもすでにご存じのとおり、本日、岩手県からの発表におきまして、市内で感染者が発表されたところであります。2月2日に、2人目の感染者が発生しました。特にここ数日間は、13日に1人、14日に3人、昨夜に、5人の感染者が判明しました。合わせて、16人目となったところであり、短期間に感染者が増えてきている状況であります。市としては、非常に特別な状況だと考えまして、感染拡大防止特別期間を設定することとしました。詳しくは、担当部署の方から説明しますが、コロナウイルスは、目に見えず、いつどこで、誰が感染してもおかしくないリスクの中で私たちは生活していますので、誹謗中傷などがないよう、報道で触れていただきたいと思います。
明日、2月17日に招集いたします令和3年市議会第1回定例会でございますが、提出する議案等は、合わせて36件であります。
その内訳は、
・ 令和3年度当初予算に関する議案が、10件
・ 条例に関する議案が、10件
・ 令和2年度補正予算に関する議案が、5件
などであります。
私からは、令和3年度大船渡市当初予算案につきまして、その概要を説明させていただきます。
お手元に配布しております、「当初予算案の概要」の1ページをお開き願います。
初めに、予算編成に当たっての基本方針であります。
下段に記載のとおり、今年度策定中の新たな総合計画における、当市の将来都市像(案)「ともに創る やすらぎに包まれ 活気あふれる 三陸のにぎわい拠点 大船渡」の実現を目指し、市まち・ひと・しごと創生総合戦略や、市行政改革実施計画、市公共施設等個別施設計画などに登載した各種事務事業を総合的かつ計画的に推進していくことを考慮しつつ、予算編成を行ったところであります。
次に、2ページの各種会計予算案の総括表をお開き願います。
令和3年度の当初予算規模で申し上げますと、
○一般会計は、212億9,000万円
前年度当初予算を9億7,500万円下回り、対前年度比で4.4パーセントの減となりました。
また、一般会計と特別会計の合計は、308億5,958万円、前年度当初予算を9億6,669万8,000円下回り、対前年度比で3.0パーセントの減となったところであります。
続いて、9ページをお開き願います。
はじめに、総合計画の大綱別の予算について主なものを申し上げますと、
○大綱1「豊かな市民生活を実現する産業の振興」に、約20億6,520万円
○大綱2「安心が確保されたまちづくりの推進」に、約150億7,658万円
お開きいただきまして、
○大綱4「潤いに満ちた快適な生活環境の創造」に、約23億8,159万円
○大綱7「新たな時代を切り拓く行政経営の確立」に、約55億2,724 万円
などを、それぞれ配分しております。
次に、11ページをご欄いただきます。
第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略登載主要事業でございますが、総合戦略に掲げる4つの基本目標に、57事業、約5億5,926万円を配分したところであります。
お返しいただきまして、13ページをお開き願います。
令和3年度の新規事業でございますが、75事業、約38億円であります。
主な内容は、「地域づくり交付金事業」以下、ご覧のとおりとなっております。
以上、令和3年度大船渡市当初予算案につきまして、その概要を申し上げましたが、復興後の新たなまちづくりに向けて、全力を傾注して参りたいと考えております。
会見項目「1」の説明、「2」の補足説明と「3」及び「4」の説明につきましては、担当部長が行いますので、よろしくお願いいたします。私からは以上であります。