健康おおふなと21プランは、市民の健康づくりを推進するための計画です。
現在推進している第2次プランは、平成27年度から令和5年度までの9か年計画であり、中間年である令和元年度において、評価指標の途中経過や取組状況を評価するとともに、その課題を明らかにし、プラン後期の施策に反映するため、中間評価報告書をとりまとめました。
本計画は、健康増進法第8条第2項に基づく本市の「健康推進計画」であり、国の「健康日本21(第2次)」に対応した計画として位置づけられるとともに、食育基本法第18条に基づく「市町村食育推進計画」を包含しています。
この中間評価は、大船渡市健康づくり推進協議会において審議を行いました。
重点領域について
第2次プランでは以下4つの重点領域別に、「目指すべき姿」、「市民一人ひとりが取り組むこと」、「関係機関や行政が取り組むこと」、「評価指標」を定め、健康づくりに取り組んでおります。
今後の取組の方向性
最終評価年度(令和5年度)までの目標達成に向けて、引き続き、住民一人ひとりの健康づくりの行動目標(健康づくり10か条)の普及、啓発を推進する一方で、今回の中間評価によって見えてきた現状の課題を踏まえ、新たに取組を実施します。
栄養
- 保健指導や健康教室等において、適正体重を維持するための取組を推進します。
- 当市の健康課題である「高血圧症」及び「糖尿病」の予防のため、家庭や地域、学校、職場等と連携し、正しい食生活の定着を促す取組を推進します。
身体活動
- 集会等におけるラジオ体操の実施や施設における階段利用の促進など、身近な場所でこまめに体を動かすことができる環境づくりに取り組みます。
- 自分に合った運動を楽しみながら行うために、市広報紙等を活用し、運動に関する情報を積極的に発信します。
口腔保健
- 乳幼児健診やがん検診等において、子どもから大人まで食後の歯磨きの習慣が定着するよう情報発信を強化します。
- 学校や職場、医療機関等の連携を強化し、希望する人が禁煙に取り組むことができるよう、禁煙支援を推進します。
こころ
- 健康づくり推進員を中心として、地域住民のつながりの重要性について普及、啓発します。
- 健康問題が自殺の原因となりうることから、学校や職場、地域との連携を強化し、全世代に向けた規則正しい生活のための「早寝、早起き、朝ごはん」運動や睡眠に関する取組を推進します。
健康づくり10か条
- 第1条 主食、主菜、副菜の揃った食事を食べる
- 第2条 夕食後に間食をしない
- 第3条 毎日体重を測る習慣をもつ
- 第4条 週に2日はお酒を飲まない
- 第5条 毎日こまめに体を動かす
- 第6条 自分にあった運動を楽しみながら行う
- 第7条 食べたら歯磨きをする
- 第8条 タバコを吸わない、吸わせない
- 第9条 身近な人に気軽に声をかけ挨拶を交わす
- 第10条 自分にあったストレス解消法を見つける
健康おおふなと21プラン(第2次) 中間評価報告書 [PDFファイル/1.22MB]
健康おおふなと21プラン(第2次) 中間評価報告書(概要版) [PDFファイル/782KB]
健康おおふなと21プラン(第2次)
<外部リンク>
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