ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

再利用ごみQ&A


再利用ごみモデル収集事業に関するQ&A

モデル事業関係

Q 再利用ごみのモデル収集事業ってなに?

A 家庭から出るごみを、資源として再利用する取り組みです。
市では、燃えるごみの中に含まれるプラスチック類が、燃焼する際に高いエネルギーを発することに着目し、燃料資源等としての再利用を考えました。
このため、モデル地区の住民のみなさんに、再利用ごみの分別の取り組みをお願いしています。
分別された再利用ごみは、市内にセメント工場があるという地域特性を活かし、太平洋セメント(株)大船渡工場に搬入して再利用しています。

 再利用ごみってなに?

A 燃えるごみのうち、次のようなものです。

  • ペットボトル類 ※すすいで、水を切ったもの。
  • 食品トレイ・食品の容器 ※洗って、水を切ったもの。
  • プラスチック製品
  • ビニール・紙類(資源古紙を除く)

衣類 ※金属類を取り除いたもの。

※詳しくは再利用ごみポスターご覧ください。

再利用ごみポスター[PDFファイル/945KB]

 再利用ごみと燃えるごみの処理の違いは?

A 次の図のとおりです。

  1. 再利用ごみは、太平洋セメント(株)大船渡工場へ搬入されます。
  2. 燃えるごみは、中継運搬のため、大船渡地区クリーンセンター(猪川町)に運搬され、その後、釜石市の岩手沿岸南部クリーンセンターに搬入されます。

燃えるごみの画像

Q なぜ、再利用ごみの分別が必要なの?

A 再利用ごみに取り組むと次のような効果があります。

  1. ごみの減量・リサイクル(サーマル・リサイクル)の推進
    太平洋セメント(株)大船渡工場での燃料として活用することにより、エネルギー回収としてのリサイクルが推進されるとともに、岩手沿岸南部クリーンセンターへ搬入して溶融処理するごみの減量化が図られます。
  2. 地球温暖化防止対策
    太平洋セメント(株)大船渡工場で使用される石炭等の化石燃料の使用量が減ることで、二酸化炭素の排出量が低減されます。
  3. 適正な廃棄物の処理
    高温(約1,450度)で燃焼するため、ダイオキシンの発生が防止されるほか、地域内で発生したごみを地域内で資源として活用する「循環型社会」の実現に貢献できます。
  4. ごみ処理費用の軽減
    分別が進むことで岩手沿岸南部クリーンセンターに搬入するごみの量が減少するため、処理費用の軽減が期待できます。

 リサイクルというと、タイヤや資材などの再製品化をイメージしますが?

A リサイクルには、材料のリサイクル

  1. (マテリアルリサイクル)のほか、焼却する際に発生するエネルギーを利用する方法
  2. (サーマルリサイクル)、化学反応により分解・重合して製品化する方法
  3. (ケミカルリサイクル)があります。

一般的に、地域の特性などに応じてリサイクル方法や、対象品目を決定します。

大船渡市では・・・

  • 「燃えるごみ」に含まれるプラスチック製品などを対象。
  • 分別したものを、市内で活用するため、セメント工場が立地する市の特性を活かし、太平洋セメント(株)大船渡工場において、サーマルリサイクル。
  • 高温焼成炉(約1,450度)での焼却によりダイオキシンを発生しない、一度に大量の焼却が可能、現在の処理方法と比べて費用の削減が図られるなどのメリット。

再利用ごみの出し方

Q 再利用ごみは指定袋に入れる必要があるの?

A 再利用ごみも、燃えるごみなどと同じように、大船渡市の指定袋に入れて、行政区と氏名を記入してください。

Q 再利用ごみはどこに出せばいいの?

A 住んでいる地域のごみステーションに出してください。大船渡地区クリーンセンターや太平洋セメント(株)大船渡工場への持込みはできません。
なお、現在は、モデル地区を指定して実施していますので、モデル地区内の住民の方のみ、再利用ごみを出すことができます。

Q 再利用ごみにあたるかどうかわからないのですが?

A 再利用ごみは、燃えるごみのうち、ペットボトル類、食品トレイ、食品プラスチック製容器(いずれも洗浄して、乾かしたもの)、ビニール、紙類(資源古紙を除く)となります。これらのうち、悪臭や腐敗の原因となる汁物が付着しているものは除きます。

詳しくはこちら(再利用ごみ品目表)をご覧ください。[PDFファイル/78KB]

ペットボトル類、洗剤などの 容器類

ペットボトル類の写真

食品トレイ、食器の容器

食品トレイの写真

プラスチック製品

プラスチック製品の写真

ビニール類

ビニール類の写真

紙類

紙類の写真

衣類

衣類の写真

Q 再利用ごみは、品目ごとに別々の袋に入れるの?

A 一つの袋にまとめて入れてください。他の市町村などでは、品目ごとに別々の袋に入れなければならず、これに比べて、大船渡市の分別は非常に簡単です。

Q なぜ洗ったり、水を切ったりしなければならないの?

A 再利用ごみを搬入する太平洋セメント(株)大船渡工場では、定期点検などにより長期間、炉の運転を停止することがあります。この期間は再利用ごみを工場内に保管します。
収集されたごみに汚れが付着している場合は、腐敗して悪臭が発生し、衛生面での問題が生じるため、「汚れを洗い流す」ようお願いしています。

Q 水洗いや乾かし方はどの程度行えばいいの?

A まず、「水洗い」ですが、

  • ペットボトルは「すすぐ」程度
  • 食品トレイや食品用プラスチック容器類は汚れを「洗い流す」程度
  • 水は、よく振り切る、シンクで一晩逆さにしておく程度で構わず、完全に乾かす必要はありません。

違反ごみなど

Q これまでにあった違反ごみなどを教えてください!

A 主な違反ごみは、(1)生ごみの混入や食品トレイ等が洗浄されていない、(2)レジ袋などを中袋にしているなどがあります。その他、次の点にもご注意ください。

対象外の品目 取扱いの説明
使用済みのティッシュペーパー 汚れのあるものは燃えるごみ
鍋焼き用アルミ容器、アルミホイルなど 再利用ごみを処理する機械の故障の原因となるため、燃えるごみ
たばこの吸殻、みかんの皮(生ごみ) 腐敗したり、臭いが出る原因となるため、燃えるごみ
金属製のボタン・チャックがついた衣類 金属部分を取り外せば再利用ごみ
取り外せないときは燃えるごみ
綿入りのジャンパー類 綿は、再利用ごみを処理する機械の故障の原因となるため、燃えるごみ
ロープ、カセットテープ、ビデオテープなど 再利用ごみを処理する機械の故障の原因となるため、品目ごとに別々の袋に入れて燃えないごみ
プラスチック製のおもちゃなど 金属部分を取り外せば、再利用ごみ
取り外せないときは燃えないごみ

Q ほかに、違反にならないようにするためには?

A 次の点に注意してください。特に、せっかく分別しても、一部に違反ごみが混入している場合は再利用ごみとして収集できず、燃えるごみとしての収集となってしまいますので、資源の再利用・ごみ減量化にご協力をお願いします。

  1. 生ごみは入れない
  2. 食品トレイやペットボトルなどは洗って、水を切る ⇒ 汚れたものは×
  3. レジ袋など不透明な袋は使わない
  4. 金属の部品は取り外す ⇒ 金属は×

Q 「早出し」ごみとは、どんなもの?

A ごみ出しのルールでは、再利用ごみ、燃えるごみなど、それぞれの収集日当日の午前8時までに、地域のごみステーションに出すことになっています。
例えば、火曜日に収集する燃えるごみが、当日の午前8時に間に合わず、その後に出された場合、そのごみは次の収集日の「早出しされたごみ」となります。
これらは、収集作業に支障をきたすだけではなく、衛生上も問題となりますので、ごみ出しルールの徹底をお願いします。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)