見学も試飲もOK!岩手三陸で愛され続ける蔵元 酔仙酒造
INDEX
- 「酔仙酒造 大船渡蔵」ってどんなところ?
- 「酔仙酒造 大船渡蔵」の楽しみ方1:酒蔵見学をする
- 「酔仙酒造 大船渡蔵」の楽しみ方2:「雪っこ」をはじめとする期間限定の日本酒を買う
- 大船渡の日本酒を楽しむなら!「酔仙酒造 大船渡蔵」へ
「酔仙酒造 大船渡蔵」ってどんなところ?
1階のロビー近くにある貯蔵室。巨大なタンク群に圧倒される景色です
東北を代表する酒造会社として知られる酔仙酒造は、昭和19年、岩手県沿岸部にあった造り酒屋9軒が1つになってできたものです。もともと醸造施設は陸前高田市にありましたが、津波で大きな被害を受け、2012年8月、大船渡に「酔仙酒造 大船渡蔵」を新設して酒造りを再開しました。
「美酒伝承」を掲げる酔仙酒造が目指すのは、飲んでいて飽きないお酒。舌や鼻にひっかかりがなく、クイクイ進むものを「きれいなお酒」と呼び、ここの風土と三陸の料理に合う「きれいなお酒」を造り続けています。
「酔仙酒造 大船渡蔵」の楽しみ方1:酒蔵見学をする
見学者にはできる限り、杜氏の金野さんが対応。見学後には、おすすめのお酒5~6種の試飲ができます
「酔仙酒造 大船渡蔵」こだわりの酒造りや、長い歴史が垣間見られる酒蔵見学を平日に実施(8時30分~17時、1名~最大20名)。約1時間、パネルを交えながらの説明からは酒造りへの真摯な姿勢が伝わります。「うちのお酒をもっと知ってほしい気持ちもありますが、それだけではなく、震災の時の支援に感謝する気持ち、恩返しと思って見学を受け入れています」と、杜氏の金野さん。
時間帯によっては職人さんの作業風景や、瓶詰め工程をガラス越しに見学できます。稼働時間は午前中が多いそうです。
「酔仙酒造 大船渡蔵」の楽しみ方2:「雪っこ」をはじめとする期間限定の日本酒を買う
(左から)雪っこ180ml、300ml、900ml、酔仙純米酒720ml、酔仙大吟醸720ml
一口に「日本酒」と言っても、純米酒や吟醸酒、本醸造酒、にごり酒など細かくカテゴライズされ、酔仙酒造で造っているのは約10種。1月の新酒から始まり、香りも飲み口も異なるお酒がほぼ毎月、期間限定で発売されています。
酔仙酒造の豊富なラインナップの中で人気なのが、冬期限定のにごり酒「雪っこ」。トロッとした飲み口で、甘いけれどアルコール度数が20度もある活性原酒は、「最初はなかなか受け入れられなかった」のだとか。しかし、地道なPR活動が実を結び、今ではファンが毎年10月1日の発売を心待ちにしているほどです。辛くて濃い、定番「酔仙純米酒」も、ラベルに描かれた囲炉裏の自在鉤から「魚」と呼ばれ、親しまれています。
大船渡の日本酒を楽しむなら!「酔仙酒造 大船渡蔵」へ
雪っこフェイスマスク4枚入り。お土産にも喜ばれること間違いなし!
変わりダネでは、フェイスマスクもおすすめです。
「雪っこ」(コメ発酵液)をたっぷり含み、さらに大船渡のツバキ油も配合。肌へのスペシャルケアに取り入れたい、濃密なコラーゲンシートです。
日本酒を飲んで内側から、お顔に貼り付けて外側からも、女子力を高めてみてはいかがでしょうか。
酔仙酒造 大船渡蔵 | |
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すいせんしゅぞう おおふなとくら | |
電話 | 0192-47-4130 ※見学は要予約、料金無料 |
住所 | 大船渡市猪川町字久名畑136-1 |
アクセス | 三陸自動車道大船渡ICから約5分 |
営業時間 | 8時30分~17時 |
定休日 | 土・日曜、祝日 |
駐車場 | 20台 |
制作協力
株式会社JTBパブリッシング(取材・制作:2019年)
※掲載商品は2019年時点のものです。
※20歳未満のお客様へのお酒の販売は致しません。
※原則として位取りの読点、コンマは省いて記載しています。