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世界の椿館・碁石

約600種のツバキが勢ぞろいする国内唯一の施設 世界の椿館・碁石

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赤い椿の写真

「世界の椿館・碁石」ってどんなところ?

椿館内の写真。
↑緑と土のにおいであふれる館内。屋内型施設なので天候を選びません

大船渡市はヤブツバキが生育する太平洋沿岸の北限として知られ、“椿の里”と呼ばれています。市内の至る所で見かけるヤブツバキは自然と生え育ったものが多く、地元の方にとっては日常に溶け込んだ花なのです。

ここ「世界の椿館・碁石」では、世界13カ国約600種類ものツバキを観賞することができます。日本産ツバキのほか、アメリカやフランス、ベトナムなどの外国産ツバキを展示。館内は、日本各地のヤブツバキを集めた「郷土の椿」、葉や枝に特徴のある品種を集めた「変わり三景」、香りのあるものや黄色い椿といった、珍しいものをまとめた「珍椿花」など、9つのセクションに分かれているので、順路に沿って見学しましょう。

「世界の椿館・碁石」の楽しみ方:色とりどりのツバキを楽しむ

白い椿の写真
大船渡市の市の花になっているツバキ。街では椿関連商品や、ツバキをモチーフにしたデザインをよく見かけます

ツバキといえば、赤もしくは白のふっくらと大きな花びらをイメージしますが、「世界の椿館・碁石」に来てみてびっくり。ピンクの花びらがあったり、マーブル模様が入っていたりするのです。花の形も、「一重咲き」「八重咲き」「牡丹咲き」「抱え咲き」「ラッパ咲き」など、細分化されていて興味津々。

ネーミングを観察するのも楽しく、日本産が「三浦乙女」「月の都」「春風」という奥ゆかしく風流な名前が見受けられる一方で、アメリカ産は「ティファニー」「ドラマ・ガール」「ラブライト」とゴージャスでダイナミックな名前がちらほら。ちょっと邪道かもしれませんが、そんな見方もおもしろいですよ。

「世界の椿館・碁石」ならではのお土産も!

館内で購入できる椿を使ったお土産品の写真
↑館内の売店で購入できる、(左から)気仙椿ハンドクリーム、気仙椿ボディークリーム、椿油(大)、椿油(小)

売店では、ツバキ柄のハンカチやポーチなどの和雑貨、純度100%のツバキ油、碁石のツバキを使用したアクセサリーなどを販売しています。

ツバキが見頃の1~3月に合わせて、毎年「つばきまつり」を開催。

「世界の椿館・碁石」から車を約5分走らせれば、「熊野神社」境内にある日本最大級にして最古のヤブツバキ「三面椿」も拝めます。「世界の椿館・碁石」で、ツバキ尽くしのひとときを過ごしてください。

椿館の外観の写真
↑碁石海岸インフォメーションセンターの道を挟んで向かいに位置しています

世界の椿館・碁石
せかいのつばきかん ごいし
電話 0192-29-4187
住所 大船渡市末崎町字大浜280-1
アクセス 三陸自動車道大船渡碁石海岸ICから車で約10分
入館料 一般・高校生:500円 小・中学生:300円 (幼児:無料)
※5月上旬~11月下旬はオフシーズンのため割引料金
営業時間 9~17時
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
駐車場 79台(碁石海岸大駐車場を利用)

制作協力:株式会社JTBパブリッシング(取材・制作:2019年)

※掲載商品は2019年時点のものです。
※原則として位取りの読点、コンマは省いて記載しています。