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令和5年第10回定例記者会見【令和5年11月10日(金曜日)午前11時 市役所議員控室】
最近、それぞれの地域のお祭りや文化芸術に関するイベントも多く開催されるようになってきました。市民にとりましても、それぞれの活躍の場ができてとても喜ばしいことだと思っています。今後、年内に予定されている行事もありますので、より積極的に参加していただければと思います。報道関係の皆さまにおかれましても、ぜひそれぞれの地域の活躍をクローズアップしていただければと思います。
11月2日でありますが、盛岡市で気仙同郷会の総会がありました。50名の参加があり、医師などの医療関係者、県職員や市役所職員OBなど、それぞれの分野で活躍されている方、活躍された方のお集まりの場でした。いろいろな人脈を通じて、気仙2市1町で連携をしっかり取りながら、さまざまな施策を展開して行ければと思ったところであります。
それでは、さっそく本日の会見項目でありますが、本日は、3項目でございます。
大船渡町茶屋前のみなと公園内に整備する、モニュメント、過去の津波高表示板及び東日本大震災犠牲者芳名板の外観のデザイン・構造が決定し、モニュメントの名称を「祈りのモニュメント」としましたので、お知らせいたします。
東日本大震災の追悼施設につきましては、整備方針に基づき、犠牲者の追悼と震災の記憶を未来への教訓とするための象徴的な場として整備するものであります。
主要な構築物である祈りのモニュメントにつきましては、ガラス素材を採用し、海を見ながら祈ることができます。ガラスを支える10本の柱は、大船渡市内の10の町を意味しております。
過去の津波高表示板は、スロープ路に沿って海面からの高さの位置にそれぞれ設置することで、上りながら津波の高さを体感できるようになっています。また、スロープ路を上りきった頂にあるモニュメントには、東日本大震災の津波の高さが刻まれます。
犠牲者の御芳名は、2次元コードによりスマートフォン上で閲覧可能としているほか、毎年3月11日を含めた一定の期間、スロープ路へ芳名板を設置する予定であります。
配置図とそれぞれのイメージにつきましては、添付した図のとおりであります。