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施政方針(令和2年度)


はじめに

 戸田市長は、令和2年2月21日の令和2年市議会第1回定例会本会議において、施政方針について演述を行い、令和2年度は「復興の総仕上げ」を強く意識し、生産性の向上による市内経済の底上げや地区と行政の協働、本市への人やモノの流れの促進などに意を配しながら、「人口の減少・高齢化に対応し得る地域力の向上」と、「地域産業の活性化による市民所得の向上」を目指し、「オール大船渡」のパワーを培い、多くの皆様との協働を強化しつつ、「大船渡」を持続可能なものとするため、誠心誠意、不退転の決意をもって市政運営に取り組むことを表明しました。

 以下、施政方針演述の内容をお知らせします。

 


 令和2年市議会第1回定例会の開会にあたり、提案いたしました議案などの説明に先立ちまして、今後の市政運営並びに令和2年度の主要施策について、所信の一端を申し述べさせていただきますので、議員各位を始め、市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

 はじめに、東日本大震災の発生から間もなく9年の歳月が経過しようとしております。
 震災で亡くなられた方々に対し、改めて深く哀悼の意を表しますとともに、被災された多くの皆様に心からお見舞い申し上げます。
 これまで、本市におきましては、「復興」を最優先に、市民一丸となって、国内外からの広範にわたる多大なご支援に支えられながら、大船渡市復興計画の推進に全力を傾注してまいりました。
 その結果、復興は着実な歩みを重ね、商業、観光の賑わい創出の拠点となる大船渡駅周辺地区の土地区画整理事業における基盤整備工事の完了に加え、商業施設や夢海公園の整備などにより中心市街地の賑わいが増すなど、復興の進捗を広く実感できる状況となっております。
 これもひとえに、議員各位並びに市民の皆様、そしてこれまでご支援いただきました多くの皆様のご尽力の賜物であり、衷心より感謝申し上げる次第であります。
 残り1年余りで、復興計画期間が満了を迎えるにあたり、計画登載事業のほとんどは期間内の完了が見込まれるものの、被災跡地の利活用や心のケア、コミュニティの形成・維持といった被災された方々に寄り添う施策は、長期にわたり、かつ、復興を成し遂げる上で欠かすことのできない重要なものでありますことから、期限にとらわれず、今後とも丁寧に取り組んでまいります。
 さらに、復興の締めくくりに向けまして、復興の取組の検証や課題の抽出を行いながら、復興記録誌の作成など、その教訓や遺産を次代に伝承する取組を推し進めてまいります。
 一方、人口の減少や少子高齢化の進行を踏まえ、令和2年度におきましては、「復興の総仕上げ」を強く意識し、生産性の向上による市内経済の底上げや地区と行政の協働、本市への人やモノの流れの促進などに意を配しながら、「人口の減少・高齢化に対応し得る地域力の向上」と、「地域産業の活性化による市民所得の向上」を目指さなければならないと考えております。
 このことから、本市の将来都市像「ともに創る 三陸の地に輝き躍動するまち 大船渡」の実現に向けまして、令和2年度からの本市の人口減少対策を先導・牽引する「第2期大船渡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を主軸としながら、市勢発展に資する各般の取組を多くの皆様との協働の下、積極果敢に展開してまいります。
 令和2年度の一般会計予算につきましては、復興関連事業の終了などに伴い縮小傾向にあるものの、その規模は、高齢化などへの対応に伴う義務的経費に加え、公共施設などの維持管理費の増加が見込まれることなどから、震災前の規模を上回っております。
 今後におきましても、継続して自主財源の確保と国及び岩手県の有効な制度などの活用に留意するとともに、「選択と集中」を基本としつつ、行政改革に関する取組を一層推進しながら、各般にわたる事業を着実に推進してまいります。
 以下、総合計画に掲げる7つの大綱に沿って、令和2年度の主要な施策について申し上げます。

(以下のリンクをクリックすると、それぞれの大綱ごとにページが表示されます。)

1 豊かな市民生活を実現する産業の振興
2 安心が確保されたまちづくりの推進
3 豊かな心を育む人づくりの推進
4 潤いに満ちた快適な都市環境の創造
5 やすらぎある安全なまちづくりの推進
6 自然豊かな環境の保全と創造
7 自立した行政経営の確立

 以上、令和2年度における市政運営の基本的な方針と主要施策の概要について申し上げました。
 令和2年度につきましては、東日本大震災の発生から10年目であり、一つの大きな節目の時を迎えることになります。
 本市におきましては、復興計画登載事業のほとんどが完了しつつあるものの、復興完遂までの道のりは、これからも続きます。
 この道のりと並行するのが、「大船渡」を持続可能なものとするためのまちづくりであり、本市における「平成」の時代の最大の出来事となった東日本大震災からの復興を果たし、「令和」という新時代の基盤となる「大船渡」を形づくるのが、今を生きる我々の大きな責務であります。
 この重責は、全ての大船渡市民で担うものであり、立ちはだかる諸課題にも、「オール大船渡」で挑まなければなりません。
 このように時代の転換期であり、大切な時となる令和2年度におきましては、「オール大船渡」のパワーを培い、発揮する上で不可欠な多くの皆様との協働を強化しつつ、市民の皆様の負託に応えるよう、誠心誠意、不退転の決意をもって市政運営に臨んでまいりますので、議員各位並びに市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、施政方針並びに私の所信表明といたします。