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令和6年1月定例記者会見【令和6年1月11日(木曜日)午前11時 市役所議員控室】
新年おめでとうございます。当市においては、静かな新年を迎えたと思っていた矢先でありますが、能登半島地震が発生し、夜が明けて日に日に甚大な被害が克明に報道されるようになりました。大きな被災ということで、当市といたしましても、12年前の東日本大震災の際に受けた様々な支援に対して、感謝の意を表するという意味でもしっかりと適時適切な支援をしていきたいと考えております。
当市においては、おかげさまで年始の行事等を順調に実施することができました。若干、新型コロナウイルスやインフルエンザの流行が心配されるところではありましたが、新春ロードレース大会、二十歳のつどいを平時の状態で開催できました。しっかりと年次の計画ができ、嬉しい限りであります。やはり、人が集うということは、参加者や市にとって大きな原動力になるということを痛切に感じたところであります。これからも着実に市民活動、当市の事業を推進していきたいと考えているところであります。この1年は、安全安心なまち、みんなが健康で幸せを実感できる充実した年になるようにということで、しっかりと努めてきたいと考えております。
それでは、さっそく本日の会見項目でありますが、本日は、3項目でございます。
被災地への支援について、当市では次のとおり取り組みますので、お知らせいたします。
(1)の見舞金につきましては、石川県輪島市に200万円、石川県七尾(ななお)市に100万円を送る予定であります。この金額は、東日本大震災で両市から当市に送られた見舞金相当額になります。
このほか、市内企業から輪島市に対する見舞金として、100万円のご寄附がありましたので、当市を通じて別途送付予定であります。
(2)のふるさと納税の代理寄附受付についてであります。輪島市及び七尾市へのふるさと納税による災害支援の代理受付を行うもので、両市に寄せられた寄附金に対する受領証明書の発行業務を当市が代行し、両市の事務負担を軽減しようとするものです。詳細については、別紙をお目通し願います。
(3)の被災者の受け入れであります。輪島市、七尾市に限らず、被災者用の住宅として、災害公営住宅10戸程度の用意が可能であります。また、被災地から小学生70人、中学生30人の受け入れが可能であり、就学に要する費用も一部援助を行います。
(4)の支援物資であります。輪島市からは、東日本大震災において、白米や衣類、布団などをいただいているところであります。当市でも備蓄品の中から提供可能なものがありますので、ニーズを確認して対応を検討してまいります。
(5)の職員派遣につきましては、全国市長会の動向を注視し、対応を検討したいと考えております。
最後に、(6)の義援金の募集についてであります。日本赤十字社岩手県支部大船渡市地区において、資料にあるとおり公共施設7箇所に募金箱を設置しております。