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大船渡市と三陸町の合併推進に関する事項等について調査検討を行うため、任意の合併協議会である、大船渡市・三陸町合併推進協議会が発足しました。
去る5月31日の大船渡市長・三陸町長の申し合わせにより、6月6日に合併推進協議会が発足し、第1回協議会が開催されました。
発足にあたってあいさつする佐々木三陸町長と甘竹大船渡市長
合併するにあたってのまちづくりの基本的な計画案など、合併推進に関するさまざまな事項について、合同検討会でのとりまとめをもとに協議する組織です。
両市町の首長・議員・学識経験者等で構成され、法定の合併協議会に先立つものとなります。
初会合となる6月6日の第1回協議会では、まず合併に係る主な経過と、協議会規約とについて報告がなされました。続いて、協議会会長に甘竹大船渡市長、副会長に佐々木三陸町長がそれぞれ選任されました。
会議では、次のことが話し合われました。
大船渡市、三陸町合併推進協議会の初会合
第2回となる今回の協議会では、6月14日に開催された第3回大船渡市・三陸町合併合同検討会で抽出された協議項目のうち、調整内容がまとめられたものについて確認しました。
開会にあたってあいさつする会長の甘竹大船渡市長
今回の会議では、12の協議項目についての確認を行いました。
これらは6月22日の第4回合併合同検討会で抽出されており、調整内容がまとめられたものです。
このなかで、住民税や各種手数料の取り扱いについて確認したほか、町の直営診療所やスクールバス等の運行は存続することとなりました。
綾里診療所
越喜来診療所
吉浜診療所
また、6月22日には両市町長・議会議長らが県知事を訪ね、合併支援を要請しました。
第4回大船渡市・三陸町合併推進協議会は7月6日(金曜日)に開催され、これをもって任意の合併協議会は終了となりました。
今回の会議では、合併の方式や、期日、合併後の市の名称など21項目について、調整内容として三陸町は大船渡市に編入合併となること、新市の名称は大船渡市となることなどが確認され、これによりすべての協議項目についての確認を終えました。また、合併後のまちづくりの基本方針である、新市の建設計画案を示しました。
今まで、4回にわたり開催されてきた任意の合併協議会は今回で終了し、合併の期日などについては、これから法定の合併協議会において調整されます。
合併に関する調整項目、新市の建設計画案などについて、今後両市町において住民懇談会を開催し、住民のみなさんの理解を得ながら、合併推進について協議を進めます。
7月6日に開催された第4回合併推進協議会終了後、三陸町長と大船渡市長が次のとおり申し合わせを行いました。
この協議会委員は、次の者をもって充てることとする。