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令和3年2月2日、大船渡市議会では議会独自の防災訓練を実施しました。
東日本大震災の教訓をもとにこれまで6回の訓練を実施しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年度は感染防止策を講じた上でいかに大災害へ対処するかを重点確認事項としました。
訓練では、令和2年10月1日より運用を開始した市議会業務継続計画(BCP)を踏まえ、災害時の行動手順を確認しました。
まず、電話による議員の安否及び居所確認の際、発熱など健康状態も併せてチェックし、感染が疑われる議員等を把握しました。続いての災害対策会議では、感染者役の議員等はオンラインを活用しタブレット端末の画面越しに会議に参加しました。オンライン参加者も含め議員は地区ごとの被災状況や要望等の情報を共有し、会議終了後には市当局へ議会が取りまとめた情報を提供し、市災害対策本部との連携を確認しました。
また、訓練の最後には、大船渡消防署の協力のもと、AEDや心肺蘇生法の講習会を実施しました。感染を防ぎつつ人命を救う技術を学び、緊急時への備えを学びました。