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令和4年2月8日、大船渡市議会では議会独自の防災訓練を実施しました。
東日本大震災の教訓をもとにこれまで平成26年から毎年訓練を実施してきましたが、今回は新型コロナウイルス禍の中で、感染防止策を講じた上でいかに大災害へ対処するかを重点確認事項としました。
訓練では、市議会業務継続計画(BCP)及びBCP感染症対応版を踏まえ、災害時の行動手順を確認しました。
まず、電話による議員の安否及び居所確認の際、発熱など健康状態も併せてチェックし、感染が疑われる議員等を把握しました。続いての災害対策会議では、参集不可能者役の議員は、オンラインを活用し、個人タブレット端末により画面越しに会議に参加しました。参集議員及びオンライン参加議員は、地区や地元地域の被災状況や要望等の情報を共有し、会議終了後には市当局へ議会が取りまとめた情報を提供し、市災害対策本部との連携を確認しました。
また、訓練の最後には、令和4年1月7日に全国市町村国際文化研修所において総務常任委員会が「災害を契機とした議会機能の強化」と題して大船渡市議会の取組についての事例紹介を務めたその内容のプレゼンテーションを行い、議員間での情報共有を深めました。