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11月19日(日)に開催いたしました「議会報告会」に御参加くださった市民のみなさま、ありがとうございました。
いただいた御意見等につきましては、貴重な御意見等として承り、担当する常任委員会(総務・教育福祉・産業建設)等で協議し、常任委員会所管事務調査報告書に記載したり、市当局への提言に盛り込んだり、今後の議会活動に生かしたりすることを確認いたしましたので、御報告いたします。
詳細は、ページ下部リンク先の常任委員会所管事務調査報告書(総務・教育福祉・産業建設)を御参照ください。
分科会等 | い た だ い た 御 意 見 等 |
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総務
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・そもそも「大船渡」という名前がメジャーでない。移住しやすい環境なのに、もったいないと感じる。 |
・28歳というライフステージが変わる時。これからの人生、どう歩もうかと考える年代で同級生も同様と思う。「大船渡」に目を向かわせるきっかけが必要と思う。 | |
・「リーサス」にて、大船渡市の移住者数をみると、30代が上昇傾向にあることから、そこを増やしてくことは出来ないか。最近の関心事。 | |
・市内の出身者であるが、便利な都会での生活から、大船渡に戻ってきて不便さは感じる。特にも高齢となり、移動手段、買い物支援など、今後、誰が助けてくれるものか心配になる。 | |
・移住・定住は人口を増やすことが目的と考えていたが、お金を投入しても、人口増にはならないのではと考えるようになった。ここに住む人と離れている人の結びつきで、喜び会える社会の造成が必要ではないか。地方・都会、お互いの願いをかなえる、補完していくことが必要と考える。 | |
・「シティプロモーション」市としての宣伝が必要。当地で当たり前のことが、他には魅力的だったりする。外に出す工夫が必要と思う。 | |
・人は便利なほうに流れていくのが常。交流人口の増加が鍵。ロケーション・食べ物がおいしいところには、人は定住する。(草木が)荒れ放題のところに人は来ない。 | |
・自分が成長出来ると感じることが出来る仕事があったらいい。 | |
・納得感を持って、自分らしく、まちに貢献出来ること。 | |
・出世・お金ではない世代であり、やりがいを求める。 | |
・課題を持っている地方だからこそ、自分に出来ることを。今、興味を持っているのは、空き家再生。 | |
・有楽町に移住に関する施設があるが、そもそも岩手の発信が弱く、やる気が感じられない。 | |
・東銀座の銀河プラザにも移住のコーナーがあるが、窓口が分からないので、「情報」が目に留まらない。 | |
・東京の人は、各地域から狙われている感じがする。 | |
・他の地域の人たちは、ガンガンくる。東北、特にも岩手は大人しい感じがする。 | |
・コロナによって、東京でなくても暮らせることを分かってきた人が増えた。 | |
・大船渡での生活のイメージ、1日・1年。朝起きて、ご飯を食べて、仕事をして。1年をみると、この時期にこういったお祭りがあるなど、そういったものが分かればいいと思う。 | |
・ネット環境があれば、どこでも仕事が出来る。自分で仕事を作る人たちは、一定数いる。しかし、どこにでも移動する。 | |
・他に負けない、特にも、さんまのすり身を強力に売りたい。 | |
・「やる気」が弱い。精一杯やっても、他に負けてしまう。 | |
・お盆などで帰省した時に、草だらけだったら、すごく残念な気持ちになる。「草刈りやっていいよ。」という地域住民もいるが、やっていいのか分からない。環境整備も重要なこと。 | |
・地元野菜が少ないので、増えたらいい。丸の魚が少ない。 | |
・鉄道路線の廃止(鉄道がなくなると、地域が寂れる。) | |
・移住に関する支援制度に制限(首都圏からの移住のみ対象)がある。他地方からのUターン者が不利となっている。 | |
・Uターンで戻ってきた方は、もともと地元とのつながりがある。情報もある。しかし、地元と関わりがない移住者にとっては、地元の方々よりも移住者同士の情報交換の割合が多い。大船渡市においても、コンシェルジュ等がいれば相談しやすい。 | |
・給与が安い。非正規社員の割合が大きい。市外での就職割合が高い。 | |
・子育て支援も大事だが、若い社員の給与を上げるべきである。 | |
・結婚を考えている人への支援が必要である。給与が安いから若い女性が転出するのである。 | |
・家賃が高い。空き家バンクの物件の充実を求めたい。 | |
・他自治体と比べ、移住地選択への魅力発信が足りない。 | |
・企業誘致に一生懸命取り組んでいるのか。 | |
・高規格道路の整備が急がれる。 | |
・ガソリン価格が高い。 | |
・地域情報(防災等)が得にくい。 | |
教育福祉 |
・部活動の地域移行に関して、親、子どものニーズを調査すべき。子ども目線。 |
・小学生が中学校へ行ってからの部活動について、不安となっている。 | |
・部活動単位で出れる種目が制限されるので、出れる仕組みを検討してほしい。 | |
・実証事業のバドミントン、陸上競技を担当する監督が、運営・指導で悩んでいる。 | |
・部活動の地域移行に係る合同部活動などの事務局の体制を作ってほしい。 | |
・吹奏楽の移動について、確保してほしい。 | |
・スポ少を基本として、中学校でも継続してほしい。 | |
・地域移行の基本ルールを定める必要がある。 | |
・地域では部活のために、子どもたちを取り合う現状がある。 | |
・すでにサッカー、リトルシニア野球などで地域移行が進んでいる。 | |
・指導員の確保をお願いしたい。 | |
・地域移行には、廃校の利用も視野に入れてほしい。 | |
・報酬、場所、時間、責任所在、移動手段を明確にする必要がある。 | |
・働くところが少なく、高校、大学卒業後に大船渡に帰れない。例えば、専門学校(福祉、動物のトリマー)があれば、そのまま残るのではないか。若い人たちが残れる施策はないのか。 | |
・マッチングアプリなどで結婚する人が多い。当市に情報を提供しても、その後の連絡がない。成果がどのようになったのか、教えてほしい。 | |
・おおふなポートに授乳スペースがあってよかった。 | |
・学童保育の料金が高い。無料化にならないものか。 | |
・民間保育所の待遇などは悪いようだ。中小企業も同様のようで、中身がどのようになっているのか。格差が大きいのではないか。 | |
・結婚をしない人、出来ない人が多い。昔のように、間を取り持つ人がいないものか。 | |
・陸前高田市では給食費が無料。当市でも無料に出来ないものか。 | |
・当市は産業が少なく、働く場が少ない。結婚出来ないことにつながる。 | |
・子育ての予算は、昔よりよくなっている。 | |
・子ども用品を買うところが市内には少なく、他市に行って買っている。子ども同伴の飲食店も少なく、ホームページなどで情報がほしい。 | |
・他市、陸前高田市より、子育て政策が遅い。 | |
・ふるさと納税が、当市は少ない。佐々木朗希選手を活用して、アピール度を高めることが出来ないのか。 | |
・子育て政策でも、当市が他市と違って進めていくものを(目玉として)作るべき。当市は、いろいろな意味(政策も含めて)で、アピール度が足りない。目玉がほしい。 | |
産業建設
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・企業誘致として、空き地を利用した半導体工場の誘致を要望。 |
・湾内のサンゴ島に橋を架けて、トイレや水道を整備して、遊園地を建設して誘客を図る提言。 | |
・市内事業者の売上が減少している。市内経済の活性化には、観光で関係人口を増やすしかないが、行政はその対策等に力を入れているようには思えない。増やす対策に、もっと力を入れてほしい要望。 | |
・市内でDMOを立ち上げた方からの意見で、海外旅行者の現状は西日本が多いが、東北への誘導施策と観光庁からの利点として、各地の成功例の情報提供や補助金をもらいやすい状況にあり、行政もともに盛り上げてほしい要望。 | |
・海面の養殖事業者などの漁業者が減少傾向にある中で、ホタテ貝の貝毒問題は深刻であり、陸揚げして陸上で解毒出来ないか、技術的な提案。 | |
・磯場を利用した体験型の遊び場の設置で、誘客を図る。碁石海岸の小さな水族館のイメージ。 | |
・野球やサッカーなどスポ少の大会を誘致して、市内に宿泊してもらう。お土産屋が少ないのが現状で、市のブースを作り、特産品のPRを兼ねたらどうか。 | |
・多くの子どもが言うには、大船渡には遊ぶところがない。釜石のゲームセンターのようなところがあってほしい。また、昔は子どもが楽しむところで駄菓子屋があったが、復活出来ないものか要望する。 | |
・市内訪問者が碁石海岸に行きたい場合、BRTの駅から現地までの交通手段がないので、何とかならないか。また、自分が案内役で「雷岩」の場所が分からなく、見ないで帰った経験がある。地図で示すような案内板がほしい。 | |
・年配の方々の働ける場があったらいいと思う。例えば、江刺のそば屋では、年配の方々がいきいきとしていて、活気がある。また、陸前高田市のそば屋でも、いきいきと働いている。 | |
・一関市藤沢の例のように、廃校を利用した「専門学校」の誘致を要望する。 | |
・ふるさと納税の実績が少ないのは、大船渡市のPR不足で、もっと現代的なPRを行ったらどうか。 | |
・産業まつりについて、飲食の出店は多いが、建設や産業に関わる出店、地元企業のブース(環境などについての取組の紹介など)がもっとあったほうがいい。陸前高田市では、建設業協会などが体験型のブースを出している。 | |
・ふるさと納税にもっと取り組んだほうがいい。 | |
・スマホを活用した仕事、産業へ取り組んだほうがいい。 | |
・労働人口・人手不足について、外国人研修生などの受入体制をもっとよくしたほうがいい。実際に、埼玉県から太平洋セメントへ仕事に来て2年経つ参加者の声として、市から地域商品券をもらえてとてもうれしかった。これは、移住や定住のきっかけにはなると思うが、知らない人が多いと思うので、周知を工夫したり、もっとPRをしたほうがいい。 | |
・情報発信として、最近テレビやYouTubeなどのメディアで、全国的に県知事や市長などリーダーの露出による情報発信が多いと思う。大船渡市でも取り組んではどうか。 | |
・交流人口の拡大について、入口として関係人口を増やすことが大事。 | |
・海を題材としたまちづくりと交流人口の拡大として、海=水産だけではなく、マリンスポーツやカジキ釣り大会、ロードレース大会などの企画もあっていいのではないか。 | |
・スポーツを通した交流人口の拡大として、先日の宮本慎也氏の講演会には、他県ナンバーの来場者がけっこういた。有名人などのイベントであれば、地方や田舎であっても集客出来ると思う。 | |
アンケート
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・早急に、盛と気仙沼を鉄路で通すべき。 |
・市で採用の集落支援員は、知識豊富な人にしたほうがいい。自我が強い人がいて、住民のやる気を失わせる。 | |
・「推し」を強力に。 | |
・議員定数について、来年4月の選挙までには結論を出してほしい。 | |
・市議の定数20名について、人数は妥当なのか、女性の人数を増やす等、もう少し聞きたかった。 | |
・特別議員で、女性枠を増員してもいいのではないかと思う。 |
所管事務調査報告書はこちらのリンクから