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平成30年度の主な活動について紹介します
平成30年10月27日(土曜日)~平成31年1月20日(日曜日) 特別展示室
気仙地域でみつかる縄文時代の石器と岩石について紹介しました。
関連事業として、12月23日(日曜日)に当館学芸員による展示解説会等を行いました。
平成31年3月2日(土曜日)~6月9日(日曜日) 市民ギャラリー
東日本大震災の被害と避難生活の様子を写真で紹介するとともに、過去の津波(明治三陸地震津波、昭和三陸地震津波、昭和チリ地震津波)の被害などを紹介しました。
平成31年3月23日(土曜日)~ エントランスホール
当館は、三陸ジオパークの主要拠点施設になっています。そこで、平成28年度から三陸ジオパークに関する情報発信を行うコーナーを設置しています。不定期で展示内容を変更し、三陸ジオパークの魅力を発信しています。
平成30年度は、ジオサイトのVR映像を見ることができるVRゴーグルを追加で設置しました。
平成31年3月20日(水曜日)~ シアター
市民が撮影した映像などをもとに、東日本大震災の被害を伝える映像「荒れ狂う海~津波常習地・大船渡~」を制作し、シアターで公開しました。映像は、完全版20分と短縮版5分があります。また、英語版のほか、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の字幕版の映像も公開しています。
平成30年4月28日(土曜日)~5月6日(日曜日)、8月11日(土曜日)~8月15日(水曜日)
ゴールデンウィークと夏休みに合わせ、博物館の縄文時代の展示資料をスケッチして缶バッジをつくるイベントを行いました。
博物館に展示された資料をじっくり観察し、資料に関する質問に答えながらスケッチして缶バッジをつくることで、楽しみながら資料への理解を深めました。
平成30年7月31日(火曜日) 多目的ホールほか
国立科学博物館、北里大学海洋生命科学部と連携し、教員向けに博物館の利用方法や、学習教材・学習素材としての博物館資料・博物館施設を知る機会を設けました。
今年度は、国立科学博物館の重田康成グループ長による講演会「アンモナイトの謎」、北里大学海洋生命科学部の朝日田卓教授(当館専門研究員)によるワークショップ「イカのひみつをさぐろう」、当館学芸員による展示室・収蔵庫ツアー等を行いました。
中央公民館、図書館と連携して講演会を開催しました。博物館が担当した回では、三陸の災害と関係する文化、三陸ジオパークについて理解を深めました。
平成30年8月31日(金曜日) カメリアホール
「三陸の災害と文化」
講師:東北大学災害科学国際研究所 シニア研究員 川島秀一 氏
平成30年10月12日(金曜日) カメリアホール
「ジオ(地球)ドラマチック 秋」
講師:三陸ジオパーク推進協議会 ジオパークコーディネーター 杉本伸一 氏
兵庫県立人と自然の博物館、こども☆ひかりプロジェクトと連携し、市内の小学生が自分で観察した自然のおもしろさや不思議さをまとめた作品を募集しました。63作品の応募があり、10月6日(土曜日)~10月28日(日曜日)に作品展を開催しました。
平成30年10月21日(日曜日) 大船渡市末崎町 碁石海岸(穴通磯、垂水浜)
宮城教育大学の川村寿郎教授を講師とし、碁石海岸の黒色頁岩、安山岩質岩脈、礫岩等を観察し、理解を深めました。
平成30年12月16日(日曜日) 多目的ホール
滑石というやわらかい石を使い、まがたまをつくりながら、楽しく縄文時代の技術を学びました。
博物館スクール(4校)、博物館実習生の受入(1名)、インターンシップ受入(2名)、教育機関の団体利用(7施設)、資料貸出(14件)、資料撮影等(9件)、市民・来館者からの生涯学習相談(29件)、研究者・専門家への研究支援(4件)、職員の講師派遣(5件)などを行いました。
博物館の資料として、寄贈により31件の資料を収集しました。また、東日本大震災関係映像記録類の整理、三陸ジオパークジオサイト調査、気仙出土資料調査などを行いました。