本文
平成28年度の主な活動について紹介します
平成28年4月16日(土曜日) エントランスホール
当館は、三陸ジオパークの主要拠点施設になっています。そこで、三陸ジオパークに関する情報発信を行うコーナーを設置しました。不定期で展示内容を変更し、三陸ジオパークの魅力を発信していきます。
平成28年4月28日(木曜日)~令和3年6月24日(木曜日) 考古民俗展示室
「大船渡 その海と大地」を総合テーマとする常設展示の「海と造形コーナー」では、不定期で展示替えを行っています。
平成28年度には、「縄文のかたち 土偶」をテーマに、大船渡の縄文遺跡からみつかった土偶の造形美を紹介しました。
平成28年4月29日(金曜日)~平成29年3月31日(木曜日) 多目的ホール、特別展示室
東日本大震災の津波や被害状況を写真で紹介しました。
平成28年5月21日(土曜日)~10月3日(月曜日) エントランスホール
日本地質学会では、平成28年5月10日に全国の都道府県を象徴する石を選定しました。
岩手県では、蛇紋岩(岩石)、鉄鉱石(鉱物)のほか、当市域でみられるシルル紀サンゴ化石群(化石)が選定されたことを受け、当館が所蔵する資料を紹介しました。
平成28年6月21日(火曜日)~11月30日(水曜日) エントランスホール
第71回国民体育大会 希望郷いわて国体の開催にあたり、およそ50年前に岩手県で開催された第25回国民体育大会に関する資料を紹介しました。
平成28年9月16日(金曜日)~12月4日(日曜日) 特別展示室
国立科学博物館、岩手県立博物館と連携し、数億年前の古生代に起きた3回の大量絶滅と岩手県のかかわりを紹介しました。恐竜や三葉虫、大型アンモナイト等、国立科学博物館や岩手県立博物館が所蔵する貴重な資料を展示しました。
平成29年2月18日(土曜日)~8月27日(日曜日) 特別展示室
東日本大震災後の復旧復興事業に伴う発掘調査によって明らかになった調査成果を紹介しました。
平成28年7月18日(月曜日・海の日) 大船渡市三陸町越喜来 舟作海岸、北里大学三陸臨海教育研究センター
北里大学海洋生命科学部の朝日田卓教授(当館 専門研究員)を講師とし、東日本大震災後初めての海辺の観察会を開催しました。海の生き物を観察し、楽しく理解を深めました。
中央公民館、図書館と連携して講演会を開催しました。博物館が担当した回では、話題の真田丸、世界遺産について理解を深めました。
平成28年8月3日(水曜日) カメリアホール
「真田丸~真田家と東北の意外な繋がりについて~」
講師:白石市教育委員会 日下 和寿 学芸員
平成28年8月24日(水曜日) カメリアホール
「岩手の世界遺産」
講師:岩手県教育委員会 佐藤 嘉広 世界遺産担当課長
兵庫県立人と自然の博物館、こども☆ひかりプロジェクトと連携し、市内の小学生が自分で観察した自然のおもしろさや不思議さをまとめた作品を募集しました。130作品の応募があり、10月1日(土曜日)~10月30日(日曜日)に作品展を開催しました。
平成28年11月3日(木曜日・文化の日) 民俗資料保管庫(大船渡市三陸町綾里 綾里小学校敷地内)
市内にある収蔵施設を一日公開し、博物館が所蔵する資料を紹介しました。また、収蔵資料である「サオバカリ」と「かつぎ棒」を実際に使用する体験を行いました。
平成28年11月6日(日曜日) 多目的ホール
認定NPO法人大阪自然史センター、大阪市立自然史博物館等と連携し、ちりめんじゃこに混ざるカニやエビの幼生や小魚、イカなどの様々な生物(ちりめんモンスター)を探し、ルーペで観察することを通して、身近な海の生き物への関心を深めました。
平成28年11月20日(日曜日) 多目的ホール
「国立科学博物館・巡回ミュージアムin岩手」の関連イベントとして、恐竜「ステゴザウルス」のイラストに生きていたときの姿を想像したぬり絵を行い、パソコン上で立体化させて自由に動かす体験を行いました。
博物館スクール(1校)、博物館実習生の受入(1名)、生徒の職場体験学習の受け入れ(3名)、教員の社会体験研修受入(1名)、教育機関の団体利用(5施設)、資料貸出(6件)、資料撮影等(3件)、市民・来館者からの生涯学習相談(17件)、研究者・専門家への研究支援(6件)、職員の講師派遣(2件)などを行いました。
博物館の資料として、寄贈により4件の資料を収集しました。また、歴史紙本資料の整理を行ったほか、三陸ジオパークのジオポイント調査などを行いました。