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活動報告(平成29・2017年度)

平成29年度の主な活動について紹介します

展示

三陸ジオパークコーナー

 平成29年4月29日(土曜日)~ エントランスホール

 当館は、三陸ジオパークの主要拠点施設になっています。そこで、平成28年度から三陸ジオパークに関する情報発信を行うコーナーを設置しています。不定期で展示内容を変更し、三陸ジオパークの魅力を発信しています。

 平成29年度は、ジオポイントである「穴通磯(あなとおしいそ)」や「乱曝谷(らんぼうや)」、「碁石海岸」の名前の由来となった石「黒色頁岩(こくしょくけつがん)」を紹介しました。

三陸ジオパークコーナー画像 三陸ジオパークコーナー画像

特別展「3.11東日本大震災 三陸大津波写真展」

 平成29年4月1日(金曜日)~平成30年3月2日(金曜日) 多目的ホール、特別展示室

 平成28年度に引き続き、内容を一部変更して東日本大震災の津波や被害状況を写真で紹介しました。

三陸大津波写真展の画像

特別陳列「新収蔵品展1」

 平成29年10月1日(日曜日)~11月26日(日曜日) 特別展示室

 平成21~27年度に当館が収集した資料の中から、これまで未公開の資料を展示しました。

新収蔵品展の画像 新収蔵品展の画像

企画展「縄文人の骨を調べる-気仙地域からみつかった縄文時代人骨の最新研究成果-」

 平成29年12月10日(日曜日)~平成30年1月21日(日曜日) 特別展示室

 気仙地域は、貝塚遺跡や石灰岩洞窟が多く分布しており、古人骨資料がみつかる地域として知られています。

 本展は、新潟医療福祉大学の奈良貴史教授らが平成29年12月9日(土曜日)に開催した公開シンポジウム「最新研究からよみがえる縄文時代人-大船渡市野々前貝塚・長谷堂貝塚出土資料から-」の関連事業として開催したものです。

 展示では、市内からみつかった縄文時代の人骨資料などから、最新研究成果を紹介しました。

企画展縄文人の骨を調べるの画像 企画展縄文人の骨を調べるの画像

特別陳列「東日本大震災 大津波写真展」

 平成30年3月3日(土曜日)~平成31年2月28日(木曜日) 特別展示室ほか

 東日本大震災による当市の被害状況、復興の様子を写真などで紹介しました。

東日本大震災大津波写真展の画像 東日本大震災大津波写真展の画像

普及

自然観察「植物観察会」

 平成29年6月25日(日曜日) 大船渡市末崎町 大浜海岸(碁石海岸内)

 岩手県立博物館の鈴木まほろ専門学芸員(当館専門研究員)を講師とし、海岸沿いの松林や岩場の植物を観察し、理解を深めました。

植物観察会の画像 植物観察会の画像

教員のための博物館の日2017 in 大船渡

 平成29年7月28日(金曜日) 多目的ホールほか

 国立科学博物館、北里大学海洋生命科学部と連携し、教員向けに博物館の利用方法や、学習教材・学習素材としての博物館資料・博物館施設を知る機会を設けました。

 今年度は、国立科学博物館の北山太樹研究主幹による講演会「ワカメの生物学」、北里大学海洋生命科学部の朝日田卓教授(当館専門研究員)によるワークショップ「イカのひみつをさぐろう」、当館学芸員による展示室・収蔵庫ツアーを行いました。

教員のための博物館の日の画像 教員のための博物館の日の画像

体験学習「縄文土器製作会」

 平成29年8月6日(日曜日)、8月27日(日曜日) 多目的ホール、駐車場

 当館専門研究員の金野良一氏を講師とし、縄文土器づくりを行いました。楽しみながら、縄文時代の技術を学びました。 

縄文土器製作会の形作りの写真 縄文土器製作会の野焼きの写真

市民講座

 中央公民館、図書館と連携して講演会を開催しました。博物館が担当した回では、三陸ジオパークの活用と、ワカメの生態について理解を深めました。   

 平成29年9月22日(金曜日) カメリアホール

  「三陸ジオパークで探る大地の遺産の新たな活用~大船渡の周辺地域から~」

  講師:三陸ジオパーク学術アドバイザー 大石雅之 氏

 平成30年3月3日(土曜日) 多目的ホール

  「根も葉もないワカメの話~海藻から生物の多様性を考える~」

  講師:独立行政法人 国立科学博物館 研究主幹 北山太樹 氏 

市民講座の画像

おおふなと しぜん かわらばん 2017

 兵庫県立人と自然の博物館、こども☆ひかりプロジェクトと連携し、市内の小学生が自分で観察した自然のおもしろさや不思議さをまとめた作品を募集しました。123作品の応募があり、10月3日(火曜日)~10月29日(日曜日)に作品展を開催しました。

大船渡市文化財収蔵庫一日公開

 平成29年10月21日(土曜日) 文化財収蔵庫(大船渡市大船渡町赤沢 赤沢公園内)

 市内にある収蔵施設を一日公開し、博物館が所蔵する資料を紹介しました。

収蔵庫一日公開の画像

体験学習「縄文ドッキーづくり」

 平成29年11月26日(日曜日) 働く婦人の家 料理実習室、研修室

 お菓子づくり考古学者のヤミラさんを講師とし、市内からみつかった本物の縄文土器のかけらを観察しながら、土器にそっくりなクッキー「ドッキー」をつくりました。楽しみながら、縄文土器の材料や模様について理解を深めました。

縄文ドッキーづくりの画像 縄文ドッキーづくりの画像

ちりめんモンスターをさがせ!5

 平成30年1月21日(日曜日) 多目的ホールほか

 認定NPO法人大阪自然史センター、大阪市立自然史博物館等と連携し、ちりめんじゃこに混ざるカニやタコの幼生(ちりめんモンスター)を探し、ルーペで観察することを通して、身近な海の生き物への関心を深めました。

ちりめんモンスターをさがせの画像

その他

 博物館スクール(4校)、博物館実習生の受入(2名)、生徒の職場体験受入(6名)、インターンシップ(1名)、高校の理科巡検受入(1校)、教育機関の団体利用(4施設)、資料貸出(18件)、資料撮影等13件)、市民・来館者からの生涯学習相談(31件)、研究者・専門家への研究支援(7件)、職員の講師派遣(3件)などを行いました。

収集保管・調査研究

 博物館の資料として、寄贈により7件の資料を収集しました。また、民俗資料、生物資料(海藻標本)の整理を行ったほか、三陸海岸植物調査などを行いました。