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令和5年度の主な活動について紹介します
令和5年6月17日(土曜日)~9月24日(日曜日) 特別展示室
市民等から寄贈を受けた資料の中から、昭和や平成のなつかしい風景を示す絵はがきや大漁旗、商店の看板、スケッチなどを展示し、気仙地域の歴史・文化の魅力と博物館の収集活動について紹介しました。
令和5年7月17日(月曜日・祝日) 特別展示室
担当学芸員による展示解説会を行いました。参加者からは、さまざまな質問があり、展示内容をより深く理解する機会となりました。
令和5年10月28日(土曜日)~令和6年1月21日(日曜日) 特別展示室
蛸ノ浦貝塚と下船渡貝塚が国指定史跡となって90周年を迎えることから、過去に行われた発掘調査に注目し、出土遺物や当時の様子を伝える写真など、貴重な歴史遺産である二つの史跡の価値と魅力を紹介しました。
令和5年12月3日(日曜日) 特別展示室
担当学芸員による展示解説会を行いました。参加者からは、さまざまな質問があり、展示内容をより深く理解する機会となりました。
令和6年2月10日(土曜日)~6月9日(日曜日) 特別展示室
市民等から寄贈を受けた資料の中から、古生代を中心とした岩石資料と化石資料などを展示し、気仙地域の地質の魅力と博物館の収集活動について紹介しました。
令和6年2月11日(日曜日) 特別展示室
担当学芸員による展示解説会を行いました。参加者からは、さまざまな質問があり、展示内容をより深く理解する機会となりました。
当館は、三陸ジオパークの主要拠点施設になっています。そこで、平成28年度から三陸ジオパークに関する情報発信を行うコーナーを設置しています。不定期で展示内容を変更し、三陸ジオパークの魅力を発信しています。
令和5年度は、令和3・4年度に引き続き、「三陸ジオパークと貝塚」をテーマとした資料展示を行いました。
津波の被害や、市内に残された津波石碑、津波石、震災遺構を写真などで紹介するパネル、自治体等が刊行した報告書類、チリ地震津波当時の映像などを新たに追加しました。
令和5年5月28日(日曜日) 大船渡市日頃市町 鬼丸採石所
現地で基本的な地質観察方法の講習を行い、古生代石炭紀の露頭観察、化石の採集及び観察を通して、生物の進化や地層・岩石の成因への理解を深めました。
令和5年7月27日(木曜日) 陸前高田市立博物館
国立科学博物館、陸前高田市立博物館、住田町民俗資料館と連携し、教員等向けに博物館の利用方法や、学習教材・学習素材としての博物館資料・博物館施設を知る機会を設けました。
今年度は、陸前高田市立博物館の見学と、二つのワークショップ(「明治の手紙を読む~植物学者牧野富太郎から鳥羽源蔵への手紙~」「身近なものから鉱物を探して観察しよう~砂の世界~」)を行いました。
令和5年7月30日(日曜日)形づくり、8月6日(日曜日)野焼き 多目的ホール、駐車場
土器づくりを通じて、縄文時代のものづくりの技術を体感しながら学びました。
令和5年11月19日(日曜日) 多目的ホール
当館学芸員が講師となり、古生物学の基礎を学んだあと、実際に化石のクリーニングを体験する講座を行いました。
令和6年2月25日(日曜日) 多目的ホール
三陸ジオパーク推進協議会の協力のもと、当館学芸員が講師となって、化石や考古資料のレプリカづくりを体験する講座を行いました。
三陸ジオパーク推進協議会等と連携し、三陸ジオパークに関する作品のコンテストと展示会を行いました。
「さんりくジオパークかわらばん」とは、小学生が自分で観察・調査した身近な動物・植物、化石・岩石・鉱物、地形・地質、気象などのできごとや、伝聞・体験した歴史や文化・郷土芸能、しごとなど地域のできごとを、江戸時代の新聞である「かわらばん」になぞらえてまとめた作品です。
令和5年度は201作品の応募があり、当館では令和5年11月3日(金曜日・祝日)~11月16日(木曜日)に作品展を開催しました。
博物館スクール(4校)、博物館実習生の受入(1名)、教育機関の団体利用(20団体)、資料貸出(14件)、資料撮影等(11件)、市民・来館者からの生涯学習相談(31件)、研究者・専門家への研究支援(1件)などを行いました。
博物館の資料として、寄贈により8件、採集などにより3件の資料を収集しました。また、歴史紙本資料の整理を継続して行っているほか、生物調査、民俗資料調査、気仙出土考古学資料調査、地質学資料調査などを行いました。