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岩手県南東部にある「気仙地域(けせんちいき)」(大船渡市・陸前高田市・住田町)の自然と文化を理解するために必要な資料や情報の収集保管、調査研究、展示普及などの活動を行っています。
気仙地域の自然や文化を理解する上で必要な資料や情報を集めます。
また、利用しやすいように整理してしまっておきます。
収蔵庫などのくん蒸作業
集めた資料等の調査・研究を行い、活用の方法を明らかにします。
また、その過程でもさまざまな情報をたくわえます。
津波襲来地点の標石調
総合テーマを「大船渡その海と大地」としています。
シアター、地質展示室、考古・民俗展示室、たいけんコーナーがあります。
地質展示室「足もとの4億2000万年」
常設展示とは別のテーマにより資料を紹介します。
考古・歴史・民俗・地質・生物の各分野からテーマを選びます。
「遺跡発掘資料展」
体験学習・自然観察などにより、資料や情報の理解を深めます。
小中学校、社会教育施設、他の博物館などとの連携にも努めています。
「植物観察会」 碁石海岸での地層観察
令和5年度のイベントの予定をお知らせします。
時期や内容は、変更になることがあります。詳しくは、イベント情報でお知らせします。
時期 | 内容 |
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5月下旬 | 自然観察「地質観察会」 |
6月 | 特別陳列「新収蔵品展1(仮)」 |
6月下旬 | 博物館講座(地質関係ワークショップ) |
7月下旬 | 教員のための博物館の日2023in気仙 |
7月下旬、8月上旬 | 体験学習「縄文土器製作会」 |
7月下旬~8月末 | 連携事業「さんりくジオパークかわらばん」作品募集 |
10月 |
特別展(蛸ノ浦貝塚・下船渡貝塚 国指定90周年記念展示) |
11月 | 博物館講座(講演会) |
11月 | 連携事業「さんりくジオパークかわらばん」作品展 |
2月 | 特別陳列「新収蔵品展2(仮)」 |
近年の主な活動を紹介します。
昭和30年(1955)4月 | 大船渡町字笹崎の旧大船渡町役場庁舎を転用し、「大船渡市立科学博物館」として発足後、自然系資料の収集に着手 |
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昭和38年(1963)5月 | 「大船渡市立博物館」に改称 |
昭和38年(1963)11月 | 一般公開を開始 |
昭和40年(1965)5月 | 大船渡町字赤沢に、国指定/重要有形民俗文化財「大船渡のまるた」保管のため文化財収蔵庫を新築し、考古資料も収蔵展示 |
昭和41年(1966)8月 | 岩手県第2号の「登録博物館」となる |
昭和57年(1982)7月 | 末崎町字大浜の現在地に新築移転し、常設展示の総合テーマを「大船渡その海と大地」として公開 |
平成4年(1992)2月 | 常設展示(生物展示)の改修 |
平成5年(1993)2月 | 常設展示(地質展示、考古展示)の改修 |
平成6年(1994)2月 | 常設展示(歴史展示、たいけんコーナー)の改修 |
平成11年(1999)3月 | 常設展示(視聴覚設備)の改修 |
平成12年(2000)2月 | 常設展示(映像展示室)の改修 |
平成17年(2005)7月 | 入館者30万人達成 |
平成23年(2011)3月 | 東日本大震災により長期休館 |
平成23年(2011)7月 | 大船渡市立博物館 再開 |
平成24年(2012)3月 | 常設展示(地質展示室、シアター、考古・民俗展示室)の改修 |
平成30年(2018)5月 | 入館者40万人達成 |
平成31年(2019)3月 |
常設展示(シアター)の改修(東日本大震災津波映像「荒れ狂う海~津波常習地・大船渡~」公開 |
令和2年(2020)3月 | 新型コロナウイルス拡大防止のため、長期臨時休館 |
令和2年(2020)6月 | 大船渡市立博物館 再開 |
令和4年(2022)11月 | 多目的ホール映像音響機器の改修 |