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大船渡市の魅力・自慢(産業)

産業

さんま

さんま写真1

本州一の水揚げを誇る大船渡のサンマ

水揚金額は平成24年から10年連続本州1位、水揚量は平成27年から7年連続本州1位となっており、本州有数の水揚を誇ります。

水揚金額(億円)
 

大船渡市

全国

備考(%は全国比)

 令和3 17.1 113.5 本州1位(全国2位、15.1%)
令和2 28.2 142.0 本州1位(全国2位、19.9%)
令和元 20.1 128.0 本州1位(全国2位、15.7%)
平成30 31.3 225.3 本州1位(全国2位、13.9%)
平成29 29.2 214.2 本州1位(全国2位、13.6%)
平成28 28.4 233.6 本州1位(全国2位、12.2%)
平成27 29.4 247.8 本州1位(全国2位、11.9%)
平成26 29.7 260.4 本州1位(全国2位、11.4%)
平成25 26.0 229.5 本州1位(全国2位、11.3%)
平成24 17.5 169.3 本州1位(全国2位、10.3%)

※全国さんま棒受網漁業協同組合発表値

水揚量(千トン)
大船渡市 全国 備考(%は全国比)
令和3 2.5 18.3 本州1位(全国2位、13.7%)
令和2 6.2 29.6 本州1位(全国2位、20.9%)
令和元 6.4 40.5 本州1位(全国2位、15.8%)
平成30 17.4 120.0 本州1位(全国2位、14.5%)
平成29 11.1 77.2 本州1位(全国2位、14.4%)
平成28 13.8 109.6 本州1位(全国2位、12.6%)
平成27 13.7 112.2 本州1位(全国2位、12.2%)

※全国さんま棒受網漁業協同組合発表値

さんま水揚げさんま写真3

イサダ

イサダ写真1

水揚量日本一大船渡のイサダ

 イサダは、ツノナシオキアミの別称で、主に釣りの撒き餌や養殖魚の餌として利用されています。関係者からは、イサダ漁は「春を告げる漁」と呼ばれ、春に漁が本格的にスタートします。

水揚量(千トン)

年度

大船渡市

全国

全国比(%)

令和3 2.4 4.5 53.3
令和2 1.6 2.0 80.0
令和元 2.3 20.3 11.3
平成30 5.9 13.8 42.3
平成29 5.0 13.7 36.5

※大船渡市:水揚統計表(大船渡魚市場(株))

※全国:漁業・養殖業生産統計(農林水産省)

余談

 平成26年2月の公益財団法人岩手生物工学研究センターの発表によると、イサダに肥満抑制効果がある成分の特定及び抽出方法を開発しました。今後は、機能性食品素材として製品化に向けた取り組みを進めるとのことです。

イサダ写真2イサダ写真3

ワカメ

ワカメ1

歯ごたえの良い三陸ワカメ

養殖発祥の地

 昭和28年頃、旧末崎漁業協同組合の組合員であった小松藤蔵氏が、零細漁民の所得向上のためワカメ養殖試験に着手し、昭和32年に成功を収めました。
 また、昭和40年頃、旧末崎漁業協同組合の組合員であった佐藤馨一氏が、ワカメの風味を損なわず保存するボイル塩蔵加工を考案したことにより三陸沿岸各地にワカメ養殖が広がったと言われています。

生産量(千トン)

大船渡市

全国

全国比(%)

令和3 3.4 43.5 7.8
令和2 3.7 53.8 6.9
令和元 3.4 45.1 7.5
平成30 3.6 50.8 7.1
平成29 4.2 51.1 8.2

※大船渡市:大船渡市水産課

※全国:漁業・養殖業生産統計(農林水産省)

ワカメ写真2ワカメ写真3

カキ

カキ写真1

大粒のむき身と評価の高いカキ

岩手県のカキ養殖発祥の地

 岩手県でのカキの養殖は、明治初期以降、旧赤崎漁業協同組合において、地まき養殖されたのが、養殖の始まりとされています。大正7年には、当時の赤崎漁業協同組合の組合長であった崎山善雄氏が、宮城県から種ガキを購入し、組合員に養殖委託をさせ、改良研究の後、現在のいかだ式垂下養殖を確立しました。

築地市場でセリ史上最高値

 平成24年10月1日に東京都中央区の築地市場で行われたセリで、大船渡市赤崎町産のカキが1kg当たり5,800円で取引され、史上最高値を記録しました。

カキ写真2カキ写真3

キッピンアワビ

アワビ写真1

品質の良さで高い評価を受けているアワビ

海外貿易ブランド

 乾鮑は、藩政時代、イリコやコンブ、フカヒレなどとともに、長崎俵物と呼ばれて中国に輸出されていました。中でも吉浜産の乾鮑は、国内最高級品として「キッピンハオ」と呼ばれ、高い評価を得ていました。

アワビ写真2アワビ写真3

ホタテ

ホタテ写真1

貝柱が大きいと評判なホタテ

耳つり養殖開発者生誕の地

 昭和35年7月、旧赤崎漁業協同組合の組合員であった千葉繁氏が、陸奥湾内の漁場を借り、300個のホタテ稚貝を購入し、1枚耳つり式、2枚耳つり式の2通りの養殖方法での養殖を試みました。
 昭和36年10月に大船渡湾でホタテ養殖試験に取り組み、耳つり式養殖方法の成功を収めました。

耳つり養殖とは?

耳吊り養殖とはホタテの耳と呼ばれる部分に穴を開け、海中に吊るして育てる養殖方法です。

耳吊り養殖の手順は、大きく分けて以下の2つです。

・ホタテの貝殻(貝が開かない方)に穴を開ける

・開けた穴に糸を通し、ホタテをロープに吊るす

耳吊り方式で育てたホタテは、天然のホタテと違って砂をかむことが無いのが特徴です。

ホタテ写真2ホタテ写真3