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当市の上水道事業は、昭和29年の給水開始から60年以上が経過し、これまでに整備された水道施設や水道管の一部は更新時期を迎えています。
施設の老朽化に伴う設備投資が増加していく一方で、今後、人口減少に伴う料金収入の減少が見込まれるなど、水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。
将来にわたり健全な財政運営を維持するためにも、中長期的な経営計画に基づく経営基盤強化に取り組み、財政状況と均衡のとれた施設整備を進めていく必要があります。
総務省からの通知に基づき、水道事業における経営及び施設の状況を表す過去5年分の経営指標の変化や類似団体平均との比較、複数の指標を組み合わせた分析を行うことで、経営の現状と課題の把握、市民の皆さまへの経営状況の説明に活用するため、策定・公表するものです。