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令和6年度高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施


 令和2年4月に「高齢者の医療の確保に関する法律」が改正され、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」という新たな事業の実施が定められました。

 後期高齢者医療の保険者である岩手県後期高齢者医療広域連合と市町村が協力して、後期高齢者の健康づくりやフレイル予防に努める新たな取り組みであり、市では令和4年度より、国保医療課、地域包括ケア推進室、健康推進課が連携し実施しています。

 本市の後期高齢者の健康状態については、医療データ(生活習慣病のレセプト情報)によると、高血圧症で治療している者の割合が68.7%、糖尿病に関する医療費が高額となっており、後期高齢者健康診査結果では、血圧について「受診勧奨判定値」に該当する者の割合が38.1%となっています。また、後期高齢者健康診査を受診しておらず、医療機関も受診していない者の割合が6.3%となっています。

 こうした状況を踏まえて、高齢者への保健事業と介護予防の一体的な実施では、健康寿命の延伸をめざし、「個別的支援(ハイリスクアプローチ)」と「通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)」に取り組んでいます。

医療費

高齢者への個別的支援(ハイリスクアプローチ)

生活習慣病の重症化予防やフレイル予防を目的に、市保健師・看護師・管理栄養士・歯科衛生士による個別相談等を行います。後期高齢者健康診査結果やレセプト情報などを活用し、対象となる方には、個別に案内通知を送付したり、健康状態を把握したりするための訪問を実施します。

糖尿病性腎症重症化予防

(1)健診結果より血糖値が高い方への医療機関受診勧奨、(2)糖尿病の方で生活習慣の改善が必要な方への保健指導、(3)糖尿病の治療中断者への医療機関受診勧奨の取組と、市管理栄養士・保健師等による保健指導 等を行い、重症化予防に向けて支援します。

その他の生活習慣病重症化予防事業

健診結果より血圧値が高い方への医療機関受診勧奨に取組み、市保健師・管理栄養士による健康相談等を実施し、重症化予防に向けて支援します。

健康状態不明者対策

後期高齢者健康診査や医療機関を受診しておらず、さらに介護認定を受けていない方の健康状態を把握するため、市保健師・歯科衛生士が訪問を行い、必要に応じて、健診の受診の必要性や医療や介護サービス等を紹介します。

通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)

健康教育・健康相談

地域で行われている「高齢者交流サロン」や公民館等で実施する「フレイル予防教室」に、市保健師・管理栄養士・歯科衛生士が出向き、栄養・口腔に関する講話や実技指導を行い、住み慣れた地域で元気で過ごせることを目指します。
フレイル予防教室

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