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東北復興復興宇宙ミッション実行委員会による「東北復興宇宙ミッション2021(復興庁心の復興事業)」が行われています。このミッションは、東日本大震災の発生から10年の節目に、世界中からいただいた復興支援に対する感謝の気持ちを宇宙から発信しようという試みで、当市も参加しています。
事業の詳細については、下記ホームページをご覧ください。
▽一般財団法人ワンアースホームページ
http://the-one-earth.org/jp/<外部リンク>
▽復興庁東日本大震災発災10年ポータルサイト
https://www.reconstruction.go.jp/10year/one-earth.html<外部リンク>
このページでは、当市の本事業に関する取り組みの情報を随時掲載していきます。
7月27日(火)、東北復興宇宙ミッション2021の事務局長である長谷川洋一氏が当市を訪問し、宇宙に滞在した三面椿のタネを戸田市長に手渡しました。
懇談の中では、市内の小学生の集合写真が印刷された横断幕の実物や、JAXAが発行した「フライト証明書」などもあわせて紹介されました。
タネは令和4年3月に当市で開催される「第32回全国椿サミット大船渡大会」での活用に向けて、今後検討を進めて参ります。
三面椿のタネのほか、岩手県、宮城県、福島県の沿岸各市町村から集められた記念品は、米国の民間宇宙企業スペースX社が開発した「ドラゴン補給船」に搭載され、日本時間の6月4日午前2時29分、国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられました。
記念品は1ヵ月程度国際宇宙ステーションに滞在し、再び補給船で地球に帰還しました。
7月下旬には、各市町村へ記念品が返還される予定です。
「東北復興宇宙ミッション2021」事業の一環として、国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士・野口聡一さんが、世界に向けた感謝のメッセージを読み上げる動画が公開されました。
野口さんを囲む7mの横断幕には、岩手、宮城、福島沿岸の42市町村から集められた写真が使用されています。
公開された動画は、下記よりご覧いただけます。
https://youtu.be/VUDlbSk5MHc<外部リンク>
※令和2年11月に熊野神社(末崎町)からいただいた三面椿のタネは、今後国際宇宙ステーションに打ち上げられる予定です。
11月22日(日)、末崎町熊野神社の境内にて「三面椿のタネ」の贈呈式を開催しました。
贈呈式では、今回三面椿のタネを快く提供してくださった、末崎町熊野神社の宮司である志田隆人さんから、武田英和市企画政策部長に目録が手渡されました。
贈呈式の後は三面椿の前で記念撮影が行われ、市PRキャラクター「おおふなトン」も参加して終始和やかな雰囲気の中で進められました。
三面椿のタネは12月に一般財団法人ワンアースに手渡され、宇宙への出発の時を待ちます。
「東北復興宇宙ミッション2021」では、各参加自治体から「記念品」を宇宙に打ち上げ、地上に帰還後、地域活性化や震災の記憶と教訓の伝承に息長く役立てるという計画があります。
当市では、次の理由から記念品として末崎町熊野神社の「三面椿のタネ」を選定しました。
⑴ 椿は市の花であり、市民にとってなじみ深い花であること。
⑵ その中でも「三面椿」は、樹齢1400年の日本最古の椿の巨木で、県の天然記念物に指定されている貴重な椿であること。
⑶ 「三面椿」は、東日本大震災においても間一髪で津波被害を免れ、冬でも青々とした緑の葉をつける姿は、勇気や元気を与えるものであること。
⑷ 本市開催予定であった2011年3月の「全国椿サミット」は震災のため中止となったが、令和4年3月の当サミットの本市開催が決定していることから、当事業の記念品として最適であること。
各自治体から集められた記念品は、2021年5月に宇宙へ打ち上げれられ、約1か月間国際宇宙ステーションに留まった後、同年7月に各自治体へ返還される予定です。
2021年3月に、国際宇宙ステーションから日本人宇宙飛行士によって復興支援への感謝のメッセージが読み上げられ、全世界に向けて発信されます。
その際、「東北復興宇宙ミッション2021」に協力する各自治体から集められた写真を印刷した横断幕が掲げられ、復興の様子をアピールします。
当市では、市内の小学校から提供いただいた子どもたちの集合写真を中心に、以下の画像を作成しました。
画像が印刷された横断幕は2021年2月に、NASAのロケットで宇宙空間へと打ち上げられます。