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施政方針 5 やすらぎある安全なまちづくりの推進


 安全なまちづくりは、市民生活を支える上で大変重要なものであり、地震や津波、大雨などの自然災害や交通事故、火災、犯罪などから市民の生命・財産を守るため、関係機関・団体と緊密に連携しながら、的確な対策を講じてまいります。

 はじめに、防災対策につきましては、災害に強いまちづくりを目指して、防災施設・設備の充実と自主防災組織の育成・強化を図るほか、東日本大震災での経験を生かした市民参加の防災訓練の実施や、津波避難に有効活用するため、大船渡市地理情報システムによる最大クラスの津波浸水想定を反映させたハザードマップの公開など、ハード、ソフト両面からの多重防災型の対策を推進してまいります。

 あわせて、大船渡市防災学習ネットワーク形成基本計画に掲げる各種事業の推進と、東日本大震災で犠牲になられた方々の追悼施設の整備を進めてまいります。

 消防体制につきましては、防火水槽の新設、老朽化した消防自動車の更新を計画的に進めるとともに、女性を含む消防団員の確保に努めながら、近年、激甚化する自然災害などにも対応し得る地域消防力の充実・強化を図ってまいります。

 交通安全対策につきましては、関係機関・団体と連携を図りながら市民の交通ルールの遵守とマナー向上を促進するとともに、交通安全施設点検の実施による危険箇所の把握及び計画的な交通安全施設整備に努めてまいります。

 防犯対策につきましては、振り込め詐欺などの特殊詐欺や、子供への不審者接近事案が発生していることから、警察や各地区防犯協会との連携の強化により、市民の防犯意識の向上を図るとともに、買物や通勤など日常生活の中で、子供、女性などの安全に気を配り、見守る取組を普及・啓発することにより、犯罪の起こりにくいまちづくりを推進してまいります。

 消費者の自立支援につきましては、高齢者と成年年齢の引下げに伴う若年者の消費トラブルが増加していることから、啓発活動の一層の強化と相談体制の充実を図ってまいります。