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この季節、山菜採りや渓流釣りで山に入ることが多くなりますが、採ることに集中してしまうと、ツキノワグマの気配に気づかず、出会い頭に遭遇する危険性が高くなります。
市内の山はほとんどがクマの生息域です。クマがいるのは当然と思って山に入ってください。
特に、悪天候の日や沢音が大きい場所などでは、クマも人の気配に気づかないこともありますので、注意が必要です。
山や森に入ることは、クマの生活場所に入ることです。これから山に入る予定の方は、クマと出遭わないよう、次のことを注意してください。
山中では声を掛け合いながら、細心の注意をもって行動しましょう。明け方と夕暮れ時は、クマの活動が活発になるので入山は避けましょう。
入山予定地域の出没情報を市農林課・地元警察署に問い合わせておきましょう。
クマは、聴覚や嗅覚が優れているため人の接近をいち早く察知し、人を避けます。
近くには必ず母グマがいます。母グマは子グマの危険を感じて人を攻撃することがあります。
クマは山菜が好物です。山菜が多いところにはクマもいる可能性が高いので、足跡や糞などを見つけたら引き返しましょう。