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コンテンツ番号:1574

更新日:2024年03月21日

皆さんは「こういう活動をしたら地域がよくなりそう」「地域を盛り上げるために何かしたい」と考えたことはありませんか?

このような思いを持った人がアイデアを発表し、その実現を応援・支援する場が「大船渡ビジネスプランコンテスト」です。
通算9回目の開催となった今回は、全部門合計で28組の応募があり、このうち、一次審査を通過した11組の方々(ドリーム部門高校生の部5組、同部門一般の部3組、ビジネス部門3組)が、最終審査会においてビジネスプランを発表しました。
各部門の受賞者とプランの概要を紹介します。

会場の様子

大船渡ビジネスプランコンテストについて

受賞結果

審査結果一覧[PDFファイル]

ビジネス部門 最優秀賞 インド人財派遣株式会社

発表者

  • 紺野 雅也
  • ピライ・アジュ

紺野雅也さんとピライ・アジュさんが発表している様子

プラン名

インド人財の日本での就業を目的とし仲介・事務対応を行う拠点ビジネス

プラン概要

ターゲットとする企業は2つに分かれます。

第一に、技能実習・育成就労の対象としている企業です。

第二に、テクノロジー企業が対象となります。

顧客となる企業は紺野が中心となり、今まで培ってきた人脈を中心に営業活動を行います。

人財発掘のターゲットは、パートナーであるピラリの地元である南インドの人財となります。

人的草の根活動と新聞広告が主な活動となります。

早い段階にユーチューブを使った活動にしたいと考えます。

ビジネス部門 優秀賞 株式会社スリーピークス

発表者

​​​及川 武宏

​​及川武宏さん

プラン名

「All About Apples」自社培養した独自酵母で醸すオールりんごのワイン

プラン概要

これまでの食とともに提供するワインや、りんご文化を活かした商品にさらなる価値を加えることで、「All About Apples」で日本のりんごを世界に向けて発信する。

りんごの花から採取した酵母を使用し、ワインやシードルを醸すことで、りんご由来のワインやシードルを醸造することができ、世界初のりんごの花酵母で作ったワインやシードルを販売する。

また、他の果実や花から採取した酵母で、他の酒類、パンなどの酵母が必要な商品への展開を検討。

Webサイト

株式会社スリーピークス<外部リンク>

ビジネス部門 奨励賞 大船渡アマモ協議会​

発表者

千葉 豪

千葉豪さん

プラン名

海から始めるネイチャードリブン・ビジネス「海からのラブレター」

プラン概要

既存の養殖ワカメや藻場再生を通じてブルーカーボン生態系による炭素吸収量を増加させる。

その炭素吸収量を測定、第三者による認証を受けてクレジット化し、企業や自治体に販売。

そして、同収益を外の環境保全活動に還元する仕組みを同時につくることで、市内の環境保全活動を活発化させる。

同還元の仕組みはNFTを活用したファンドのような形「海からのラブレター」を想定。

個人が気軽に環境保全活動を支援できる形を目指す。​

ドリーム部門一般の部 優秀賞 五葉山アソボーズ​

発表者

新沼 滉

新沼滉さん

プラン名

【里山リノベ】ヒコロイチの営みを未来に繋ぐ地域再生プロジェクト

プラン概要

日頃市の地域再生を目的に「リジェネラティブツーリスム」を推進する。

自然環境と文化の再生を目指し、観光そのものを「地域再生」に直結する仕組みを構築。

旅行者は、耕作放棄地の再生や持続可能な農法、鳥獣管理などの体験プログラムを通じて、地域を支える一因として直接関わり、地域の自然と文化に深く没入する。
旅が終わっても、その土地の未来に貢献する意識が醸成され、継続的な来訪者の増加と持続可能な地域再生を実現する。

SNS

Instagram:五葉山アソボーズ<外部リンク>

ドリーム部門一般の部 優秀賞 @盛町木町一棟貸宿屋プロジェクト

三浦弘嗣さん

プラン名

一棟貸宿泊業運営と旅行者との交流拠点作り 「日本のサンセバスチャン計画」

プラン概要

盛町木町の既存戸建を宿泊施設に転用して、宿代、飲食代から収益を得るモデル。
当該建物は2階建て戸建、敷地内に駐車場4台、ターゲット顧客層は以下で、近隣既存宿泊事業者とは競合しない。

  1. 宿屋部門(2階)
    一棟貸:ファミリー向け、10名程度のグループ、ペット同伴旅行客向け
  2. カフェ&立ち飲み屋と部屋貸部門(1階)
    • カフェ&立ち飲み:地元の人×みちのく潮風トレイル外国人・日本人旅行者
    • 部屋貸:シャワートイレ共用、リフォーム後に2部屋

SNS

Facebook:三浦 弘嗣さんのFacebookページ<外部リンク>

ドリーム部門一般の部 奨励賞 ズーアクア「おっふー」&アニマル工房「繋-KEI-」​

発表者

佐藤 正一

佐藤正一さん

プラン名

大船渡市民・企業で作る参加・循環型の「ふれあい動物・水族園」及び「飼育動物の一部を利用した工芸品」

プラン概要

市内で発生する廃棄食品を動物の餌に活用する「ふれあい動物・水族園」の開設を最終目的とする。

企業や市民が廃棄食品を提供することで運営に「参加」し、生き物に触れることや学ぶ機会を市民に提供することで、持続可能な「循環」の流れをつくり収益を得る。

また動物を飼育している人を対象に「あなたと伴侶動物を1つの形に」をコンセプトとした動物の一部(羽や毛、爪など)を利用してアクセサリーや標本等を作製、販売する(作製体験も可)ことで収益を得る。

SNS・メール

ドリーム部門高校生の部 最優秀賞 匠の技​【岩手県立大船渡東高等学校】

発表者

  • 岡崎 匠海
  • 岩舘 秀佳

岡崎匠海さん、岩舘秀佳さん

プラン名

気仙大工の技を観光資源に! 建物の保存と活用をビジネスに

プラン概要

気仙大工が手掛けた建物について調査をすると、新しい家を別の場所に建てたため、あまり利用していない母屋があることを知りました。

私は、その母屋をお借りしてビジネスを始めます。天井の高い設計や繊細な欄間、迫力ある神棚や作付けの仏壇等で気仙大工の技術力を感じ、石灯籠や枯山水のある庭園を、コーヒーを飲みながら楽しむイベントを開催し利益を得ます。

また、1日1組限定の宿泊施設として、大船渡の旬を握る寿司や、大船渡市の食材を満喫するバーベキューを提供し利益を得ます。

ノート(岩手県立大船渡東高等学校)

大船渡東高等学校<外部リンク>

特別賞 及び ドリーム部門高校生の部 優秀賞 バババ隊​【岩手県立大船渡東高等学校】​

発表者

  • 森 優
  • 杉山 耀理
  • 黄川田 瑠依

森優さん、杉山耀理さん、黄川田瑠依さん

プラン名

バァバ場の挑戦 郷土料理を楽しむ専門店

プラン概要

観光する地域を知る上で、食文化を知ることも大切だと思います。

観光客を対象に、郷土料理としての「あずきばっとう」や、高校生が考えた「スイーツあずきばっとう」等を提供し、利益を得ます。

「あずきばっとう」を食べ、あまりの美味しさに驚いた時は「バババ!」と叫ぶことが、大船渡の文化であることを体験できる飲食店をコンセプトとして営業を行います。

営業は、店舗資金が集まるまでキッチンカーで行います。キッチンカーの利点を活かし、イベントでの販売はもちろんですが、昔の味を求めているデイサービスやショートステイ利用者、老人介護施設等を回り、郷土料理を楽しむイベントとして提案し、「あずきばっとう」を販売し利益を得ます。

ノート(岩手県立大船渡東高等学校)

岩手県立大船渡東高等学校<外部リンク>

ドリーム部門高校生の部 奨励賞 TEAM「スポーツ」​​【岩手県立高田高等学校】

発表者

  • 及川 倖彪
  • 大和田 蒼汰
  • 村上 叶悟
  • 黄川田 子龍
  • 渡邉 温有​

代表の4人

プラン名

​TAKATA SPORTS ACADEMY 多様なスポーツで地域をつなぐ

プラン概要

TAKATA SPORTS ACADEMYでは、週3日、土日の1日を利用して活動予定。高田のスポーツ施設を考えると、サッカー、ベースボール協議(ソフトボールも含む)、バレーボール、生涯スポーツ(モルックやボッチャ等)などを日替わりで行う。終了後、子ども食堂として食事を提供。

ノート(岩手県立高田高等学校)

岩手県立高田高等学校<外部リンク>

ドリーム部門高校生の部 奨励賞 住田高校ダンス同好会​【岩手県立住田高等学校】​

発表者

  • 椎名 琴海
  • 佐々木 優衣
  • 金野 結花
  • 吉野 萌花​

代表発表の3人​

プラン名

気仙から世界へ 高校生の力で未来を変える!

プラン概要

子どもから高齢者、外国人まで、全ての人々が楽しめる文化祭、体育祭を様々な施設をお借りして、気仙管内の全ての高校生で運営します。

普通の文化祭、体育祭とは一味違ったパフォーマンスを提供します。収益は入場料、私たちが提供する商品で得られます。

ノート(岩手県立住田高等学校)

岩手県立住田高等学校<外部リンク>

ドリーム部門高校生の部 奨励賞 及川【岩手県立大船渡高等学校】

発表者

及川 温登

及川温登さん

プラン名

海の幸を活かした、水でも温かく食べられるカップラーメンの開発

プラン概要

10~50歳の男性女性に対して、ノーマルタイプのカップラーメンを気仙管内の販売店や市役所、防災センターなどで売り、加熱式タイプのカップラーメンを気仙管内の市役所や防災センター、インターネットなどで売る。

また、気仙管内の市役所や防災センターで消費期限の切れた加熱式カップラーメンを回収し、容器のみ再利用する。

ノート(岩手県立大船渡高等学校)

岩手県立大船渡高等学校<外部リンク>

最終審査会の開催日時・会場

令和7年1月26日(日) 大船渡市民文化会館(リアスホール)

運営体制

主催

大船渡ビジネスプランコンテスト実行委員会

構成団体

  • 大船渡市
  • 大船渡商工会議所
  • 国立大学法人 岩手大学
  • 岩手県沿岸広域振興局経営企画部大船渡地域振興センター
  • 岩手県中小企業家同友会
  • 一般社団法人 大船渡青年会議所

協賛企業

    • さいとう製菓株式会社
    • 太平洋セメント株式会社
    • 橋爪商事株式会社
    • 株式会社マイヤ
    • 株式会社明和土木
    • 株式会社海楽荘 大船渡温泉
    • 株式会社アースデザインコンサルタンツ
    • 株式会社アマタケ
    • 株式会社佐賀組
    • 酔仙酒造株式会社
    • 株式会社高田自動車学校
    • 大船渡プラザホテル(順不同、12者)​

後援団体

  • 株式会社岩手銀行大船渡支店
  • 地方独立行政法人岩手県工業技術センター
  • 岩手県信用保証協会
  • 岩手県中小企業団体中央会
  • 公益財団法人いわて産業振興センター
  • 大船渡市市民活動支援センター
  • 大船渡市農業協同組合
  • 北里大学
  • 株式会社北日本銀行
  • 気仙沼信用金庫
  • 株式会社東北銀行
  • 一般社団法人東北ニュービジネス協議会
  • 株式会社日本政策金融公庫一関支店
  • 東日本信用漁業協同組合連合会岩手支店
  • 明治大学社会連携機構
  • 立命館災害復興支援室(50音順、16者)