上水道事業と簡易水道事業の統合について

令和６年４月１日に、上水道事業と簡易水道事業を統合しました。

１．統合の経緯　

　大船渡市の水道事業は、旧大船渡市を給水区域とする上水道事業と旧三陸町を給水区域とする簡易水道事業によりそれぞれ事業運営してきました。
　水道事業の置かれている経営環境は、人口減少に伴い給水収益が減少する一方で、施設の老朽化による更新費の増大、多発する自然災害への対策など、年々厳しさを増しています。
　こうした環境の変化に対応するため、長期的な視点で経営シミュレーションを実施しました。
　その結果、上水道事業と簡易水道事業を統合することで、新たに国庫補助事業を導入することができるようになることや、一般会計から基準外の繰り入れを行わなくとも比較的安定した経営が期待できるなど、市全体として将来にわたり健全な財政運営を維持し、安全な水を安定的に供給していくために最善であると判断し、事業統合しました。

２．統合に関わる留意事項

・統合後の組織名称は上下水道部水道課となります。

・統合に伴う水道料金や支払方法（納付書・口座振替）、納付場所などに変更はありません。

・現在、旧簡易水道の給水区域内で水道を利用している方は、上水道事業への統合に際し、給水契約や水道料金の支払方法等について、新たな手続きは不要です。