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これまで、大船渡駅周辺地区では、まちづくり会社をはじめ、住民や事業者により公共空間を活用した様々な活動が行われてきております。
また、当地区では、大船渡駅周辺地区地区計画等により、自然景観に調和するよう街並みの誘導を行っております。
このような中、同地区のみなと公園には、東日本大震災で亡くなられた方を追悼する設備が整備され、防潮堤周辺の景観について、より細やかな配慮が求められるようになりました。
このことから、住民や事業者による主体的で自立したまちづくりが円滑に進められるよう、本ガイドラインを策定したものです。
本ガイドラインで対象とする防潮堤については、岩手県県土整備部が所管する大船渡港海岸 茶屋前及び野々田地区とします。
また、大船渡市東日本大震災追悼施設の整備方針を尊重し、震災で亡くなられた方に対する深い追悼を妨げることのないよう、利用可能な範囲を定めることとしました。
みなと公園展望台へつながるスロープ部分については、追悼施設のほか津波の高さが分かるサインなどが整備されていることから、夢海公園北側にある陸閘から須崎川水門までの防潮堤については利用不可とし、展示や貼付けの利用を控えていただくこととします。
大船渡駅周辺地区防潮堤利用ガイドライン(初版) [PDFファイル/1.48MB]