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更新日:2025年04月21日
岩手県より「ツキノワグマの出没に関する注意報」発令中
クマが人里に近い場所へ出没するおそれがありますので、クマによる農作物被害や人身被害防止のため、次のことに注意してください。
クマと遭遇しないためには
農作業中などに注意すべきこと
- ラジオなどの音の出るものを携帯し、自分の存在をアピールすること。
- クマの出没情報に留意し、クマの行動が活発になる早朝、夕方の作業時には特に周囲を確認すること。
- 森林や斜面林などに隣接する農地は、クマの出没ルートとなりやすいため、特に注意し、周囲の灌木の刈り払いなどを行うこと。
- 単独での作業は避け、可能な限り複数で作業を行うこと。
誘因物の適切な管理
- 生ごみや野菜くずなどクマを誘因するものは適切に処理すること。
- 収穫していない放任果樹などは伐採すること。特に桑、柿、くるみ、栗の実などはクマを誘因する可能性があるので、適切に管理すること。
- 農作物の収納庫に侵入して採食することもあるため、施錠を徹底するなど適切に管理すること。
- 草刈り機などに使われるガソリンなどの揮発性物質もクマを誘因することがあるため、保管場所に注意すること。
クマに遭遇してしまったら
近くにクマがいることに気が付いた場合
- 落ち着いて、クマに背を向けずに、ゆっくりその場から離れる。
- クマを驚かせるので、大声を出したり、走って逃げ出したりしない。
- クマとの間に立木などの障害物が来るようにし、万が一の突進に備える。
- 近くに親グマがいるので、子グマを見ても近づかない。
クマが突進してきたら
- 威嚇のための突進(ブラフチャージ)の可能性があり、途中で止まり後退することがあるので、その場合は落ち着いてその場からゆっくり離れ続ける。
- クマスプレーを持っている場合は、4~5mまで近づかれた時点で全量を一気に噴射する。
- 襲われてしまったら、うつ伏せになって顔と腹部を守り、頭の後ろに両手を回して首と頭部を守る。転がされても元の姿勢に戻ること。
クマを目撃したら
大船渡市農林課(27-3111)または大船渡警察署(26-0110)に連絡してください。