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更新日:2019年04月02日
1.水道管の凍結にご注意を
毎年12月から翌3月にかけて冷え込みが厳しいとき、水道管の凍結事故が多発します。
凍結すると、水が出なくなるだけでなく、修理代など思わぬ出費にもつながります。
次のようなときは、特に注意が必要です。
- 旅行などで家を留守にするなど、長時間水道を使用しないとき
- 真冬日(終日外気温が氷点下の日)が続いたとき
- 天気予報で「低温注意報」が発表されたとき
次のところにある水道管は凍結しやすくなるので、特に注意が必要です。
- 屋外で露出している
- 北向きで日陰にある
- 風当たりが強い
2.凍結の防止対策
水抜栓による水道管の水抜き
水抜き栓は、水道管を凍結させないように管内の水を抜く装置で、ハンドル式と電動式があります。
普段から、水抜き栓の場所と動作の確認をしておきましょう。
ハンドル式の操作方法
- 水抜き栓のハンドルを右に止まるまで回します。(上下式は、上に引き上げます。)
- すべての蛇口を開け、水が出なくなることを確認します。屋外の蛇口も忘れずに!
再び使用するときは
すべての蛇口が閉じていることを確認してから水抜き栓を左に止まるまで回してください。
(上下式は下に押し下げます。)
操作上の注意
水抜き栓を操作するときは、開けるときも閉めるときも、必ずハンドルが止まるまで回しきってください。
電動式の操作方法
- 操作パネルを確認します。通常、台所、洗面所、玄関などの壁面にあります。
- 操作パネルの電源がオンになっていることを確認し、水抜きボタンを押します。
- すべての蛇口を開けて水が出なくなることを確認します。
再び使用するときは
すべての蛇口が閉じていることを確認してから、通水ボタンを押します。
水道管の保温
露出している水道管は、発泡スチロール製の保温材や布類などを巻いて防寒し、その上から水にぬれないようにビニールテープを巻きつけてください。
メーターボックス内の保温
メーターを保護するため、布類や発泡スチロールをビニール袋に入れ、メーターボックス内に入れてください。
ただし、検針時の妨げにならないように、メーターが見えるようにしてください。
3.凍結してしまった場合
保温材などは取り外し、露出している水道管や蛇口にタオルなどを巻きつけ、上からぬるま湯をゆっくりかけてください。
要注意!!
蛇口などに直接熱いお湯をかけたり、直火を当てたりすると、破裂や火災の危険があります。
4.破裂してしまった場合
まず、水抜き栓を閉めます。
次に、破裂した箇所にタオルやテープをしっかり巻きつけて応急処置し、市の指定工事業者に修理を依頼してください。
※給湯器や温水器などの修理は、購入した業者に直接依頼してください