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更新日:2023年11月13日

大船渡市東日本大震災追悼施設整備方針に基づき、東日本大震災の犠牲者の追悼と、震災の記憶を決して風化させることなく未来への教訓とする象徴的な場として、大船渡町茶屋前のみなと公園内に整備する、モニュメント、過去の津波高表示板、東日本大震災犠牲者芳名板の外観のデザイン・構造が決定し、モニュメントの名称を「祈りのモニュメント」としました。

主要な構築物となる祈りのモニュメント(縦2m×横1.7m)は、海を見ながら祈ることができるようガラス素材としており、ガラスを支える十本の柱は大船渡市の十の町を意味し、市民みんなで未来を支え合う意志を表すとともに、そこには次なる津波災害による被害を、最小限に留めることができるようにとの願いが込められています。

明治三陸地震、昭和三陸地震、チリ地震津波の高さを表した過去の津波高表示板(縦1m×横0.9m)は、スロープ路の海面からの高さの位置にそれぞれ設置することにより、上りながら津波の高さを体感できます。そして、スロープ路を上りきった頂きからは、復興した街並みとモニュメント越しに海が望め、モニュメントには震災の津波の高さも刻まれており、震災の記憶を風化させることなく未来への教訓に繋いでいくことができます。

犠牲者の御芳名は、2次元コードによりスマートフォン上で閲覧することができ、毎年3月11日を含めた一定期間、スロープ路へ芳名板を設置する予定です。

完成イメージ図

祈りのモニュメント等みなと公園内配置図

祈りのモニュメント・説明板

過去の津波高表示板

東日本大震災犠牲者芳名板

施設案内兼避難誘導標識