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    緊急情報

コンテンツ番号:1563

更新日:2024年02月16日

安全なまちづくりは、市民生活を営む上で不可欠な「安心感」の源であり、全国的に多発化・激甚化の傾向がうかがえる自然災害や、複雑・巧妙化する犯罪などから市民の生命・財産を守るため、関係機関・団体との連携の下、各般の対策を推進してまいります。

はじめに、地域防災力の強化に向けた防災対策についてであります。
津波災害に関しましては、岩手県が公表した最大クラスの津波浸水想定を踏まえ、津波避難対策検討会議や地域ワークショップにおける意見や提案を基に、犠牲者ゼロを目指すための避難行動方針を取りまとめた上で、津波避難計画を改定いたします。
また、避難所における、子どもや女性、高齢者などにも配慮した備蓄資機材の充実や、生活環境の改善に向けた検討も鋭意進めるとともに、福祉避難所に関しましては、運営マニュアルに基づいた円滑な設置、運営などに取り組んでまいります。

防災学習の推進につきましては、子どもを対象とした震災伝承活動を基軸として、防災学習ネットワーク機能を活用した各種事業のほか、SNSなどによる情報発信や、観光施策と防災学習の一体的展開を図ってまいります。

消防体制につきましては、地域防災力の維持・充実のため、防火水槽を始め、設備や装備を計画的に整備するとともに、重要な担い手である消防団員の確保対策として、特定の活動や時間の許す範囲での活動に従事する機能別消防団員制度の導入などについて検討を進めてまいります。

交通安全及び防犯対策につきましては、関係機関・団体と連携を図りながら、飲酒運転の根絶や高齢者が関係する事故の抑制、特殊詐欺被害の防止など、交通事故や犯罪を起こさない、遭わないための取組を推進し、市民の安全確保に努めてまいります。

消費者保護対策につきましては、消費生活トラブルや悪徳商法の情報を広く周知して被害の未然防止に努めるほか、大船渡市消費生活センターにおける相談対応の充実を図ってまいります。