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コンテンツ番号:1696

更新日:2024年04月26日

令和5年度の主な活動について紹介します

展示

特別陳列「新収蔵品展I なつかしの風景」

令和5年6月17日(土曜日)~9月24日(日曜日) 特別展示室

市民等から寄贈を受けた資料の中から、昭和や平成のなつかしい風景を示す絵はがきや大漁旗、商店の看板、スケッチなどを展示し、気仙地域の歴史・文化の魅力と博物館の収集活動について紹介しました。

昭和や平成のなつかしい風景を示す絵はがきの展示の様子
大漁旗の展示の様子
横から見た大漁旗の様子
展示された昔の写真の様子

関連イベント 展示解説会

令和5年7月17日(月曜日・祝日) 特別展示室

担当学芸員による展示解説会を行いました。参加者からは、さまざまな質問があり、展示内容をより深く理解する機会となりました。 ​

企画展「蛸ノ浦貝塚・下船渡貝塚 発掘物語」

令和5年10月28日(土曜日)~令和6年1月21日(日曜日) 特別展示室

蛸ノ浦貝塚と下船渡貝塚が国指定史跡となって90周年を迎えることから、過去に行われた発掘調査に注目し、出土遺物や当時の様子を伝える写真など、貴重な歴史遺産である二つの史跡の価値と魅力を紹介しました。

企画展「蛸ノ浦貝塚・下船渡貝塚 発掘物語」の入口の様子
出土遺物や当時の様子を伝える写真展示の様子
貝塚から見つかった貝殻の展示の様子
過去に行われた発掘調査で見つかった出土遺物の展示の様子

関連イベント 展示解説会

令和5年12月3日(日曜日) 特別展示室

担当学芸員による展示解説会を行いました。参加者からは、さまざまな質問があり、展示内容をより深く理解する機会となりました。

担当学芸員による展示解説会様子
参加者からのさまざまな質問について解説する担当学芸員の様子

特別陳列「新収蔵品展Ⅱ 市民があつめた岩石と化石」※開催中

令和6年2月10日(土曜日)~6月9日(日曜日) 特別展示室

市民等から寄贈を受けた資料の中から、古生代を中心とした岩石資料と化石資料などを展示し、気仙地域の地質の魅力と博物館の収集活動について紹介しました。

特別陳列「新収蔵品展Ⅱ 市民があつめた岩石と化石」の入口の様子
展示さた様々な岩石資料と化石資料の様子
個別に展示されている岩石資料の様子
個別に展示されている化石資料の様子

関連イベント 展示解説会

令和6年2月11日(日曜日) 特別展示室

担当学芸員による展示解説会を行いました。参加者からは、さまざまな質問があり、展示内容をより深く理解する機会となりました。

担当学芸員による展示解説会に向かう参加者の様子
担当学芸員による解説を聞く参加者の様子

特別陳列「三陸ジオパークコーナー」

当館は、三陸ジオパークの主要拠点施設になっています。そこで、平成28年度から三陸ジオパークに関する情報発信を行うコーナーを設置しています。不定期で展示内容を変更し、三陸ジオパークの魅力を発信しています。

令和5年度は、令和3・4年度に引き続き、「三陸ジオパークと貝塚」をテーマとした資料展示を行いました。

特別陳列「三陸ジオパークコーナー」の様子
ディスプレイに映像が映し出される様子

施設改修

「荒れ狂う海 津波」コーナーの更新

津波の被害や、市内に残された津波石碑、津波石、震災遺構を写真などで紹介するパネル、自治体等が刊行した報告書類、チリ地震津波当時の映像などを新たに追加しました。

「荒れ狂う海 津波」コーナー展示の様子
展示物についての解説を聞く訪問者の様子

普及

地質観察会・初級編 はじめての化石採集

令和5年5月28日(日曜日) 大船渡市日頃市町 鬼丸採石所

現地で基本的な地質観察方法の講習を行い、古生代石炭紀の露頭観察、化石の採集及び観察を通して、生物の進化や地層・岩石の成因への理解を深めました。

地質観察会の様子
地質観察方法の講習の様子
講習を聞く参加者たちの様子
岩石を直接持ちながら講習を受ける子供の様子

教員のための博物館の日2023 in気仙

令和5年7月27日(木曜日) 陸前高田市立博物館

国立科学博物館、陸前高田市立博物館、住田町民俗資料館と連携し、教員等向けに博物館の利用方法や、学習教材・学習素材としての博物館資料・博物館施設を知る機会を設けました。

今年度は、陸前高田市立博物館の見学と、二つのワークショップ(「明治の手紙を読む 植物学者牧野富太郎から鳥羽源蔵への手紙」「身近なものから鉱物を探して観察しよう 砂の世界」)を行いました。

土器などの展示物の前で説明を聞く教員達の様子
展示物をガラス越しに見ながら説明を聞く教員達の様子
複数の箱に収められた展示物を見ながら説明を聞く教員達の様子
展示物の保管庫を見学する教員達の様子

体験学習「縄文土器をつくろう!」

令和5年7月30日(日曜日)形づくり、8月6日(日曜日)野焼き 多目的ホール、駐車場

土器づくりを通じて、縄文時代のものづくりの技術を体感しながら学びました。

ブルーシートの上に並んだテーブルで体験学習に参加する参加者たちの様子
粘土をこねて土器を作っている様子
形を整えた粘土を焼いていく様子
完成した土器を灰の中から取り出す様子

博物館講座「はじめての古生物学 化石クリーニング」

令和5年11月19日(日曜日) 多目的ホール

当館学芸員が講師となり、古生物学の基礎を学んだあと、実際に化石のクリーニングを体験する講座を行いました。

スクリーンに写る映像を見ながら古生物学の基礎を学ぶ参加者の様子
実際に化石のクリーニングを体験する様子

博物館講座「三陸ジオパークレプリカづくり」

令和6年2月25日(日曜日) 多目的ホール

三陸ジオパーク推進協議会の協力のもと、当館学芸員が講師となって、化石や考古資料のレプリカづくりを体験する講座を行いました。

化石や考古資料のレプリカづくりを体験する様子
作成したレプリカの写真

さんりくジオパークかわらばん2023 inけせん

三陸ジオパーク推進協議会等と連携し、三陸ジオパークに関する作品のコンテストと展示会を行いました。

「さんりくジオパークかわらばん」とは、小学生が自分で観察・調査した身近な動物・植物、化石・岩石・鉱物、地形・地質、気象などのできごとや、伝聞・体験した歴史や文化・郷土芸能、しごとなど地域のできごとを、江戸時代の新聞である「かわらばん」になぞらえてまとめた作品です。

令和5年度は201作品の応募があり、当館では令和5年11月3日(金曜日・祝日)~11月16日(木曜日)に作品展を開催しました。

作品のコンテストと展示会の入口の様子
展示されている作品の様子

その他

博物館スクール(4校)、博物館実習生の受入(1名)、教育機関の団体利用(20団体)、資料貸出(14件)、資料撮影等(11件)、市民・来館者からの生涯学習相談(31件)、研究者・専門家への研究支援(1件)などを行いました。

収集保管・調査研究

博物館の資料として、寄贈により8件、採集などにより3件の資料を収集しました。また、歴史紙本資料の整理を継続して行っているほか、生物調査、民俗資料調査、気仙出土考古学資料調査、地質学資料調査などを行いました。