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更新日:2024年05月22日
記者会見
令和6年5月定例記者会見【令和6年5月22日(水曜日)午前11時 市役所議員控室】
市長あいさつ
昨日、大船渡東高校の生徒と市内ラーメン店の事業者から、能登半島地震の被災地への義援金をお預かりしました。この義援金は、大船渡東高校の生徒が、自分たちで作った味噌の活用方法を市内ラーメン店に提案し、事業者がそれを受けて高校生と一緒に商品開発を行い、販売した売上金です。
この取り組みは、高校生の前向きな発想による進んだ取り組みだと思います。自分たちができることを事業者を巻き込んでかたちにするというような発想は、これまで当市が取り組んできたビジネスプランコンテストに通じるものであります。また、当市は地元創業者が多く、トップクラスの事業所が何カ所もあることから、土地柄というのもあるのかと感じたところであります。
それでは、本日の会見項目であります。4項目ございます。
1 一般国道107号(大船渡・遠野間)整備促進並びに(仮称)大船渡内陸道路高規格化実現期成同盟会第1回決起大会の開催について
気仙地域と県の内陸部を結ぶ一般国道107号は、物流の安定・確保を始め、救急医療の救命率向上や地域間連携を図る上で極めて重要な路線であると捉えています。
しかしながら、この路線は急カーブや急勾配が続き、冬期には山間部での路面凍結が発生するなど、より安心で安全な通行を確保する必要があることから、早期の改良整備が課題であります。
そのため、気仙2市1町と遠野市、北上市、奥州市及び関係産業団体等で構成する「一般国道107号(大船渡・遠野間)整備促進並びに(仮称)大船渡内陸道路高規格化実現期成同盟会」では、これまでも、一般国道107号の整備促進と(仮称)大船渡内陸道路の高規格化の実現について、国や県に対し、積極的に要望活動を行ってきました。
そして、来たる7月21日には、本同盟会の第1回決起大会を開催します。
これは、一般国道107号等の果たす役割について、改めて理解を深めるとともに、整備の必要性を広くアピールし、同盟会構成市町及び各団体の連携強化、道路整備への早期着工・事業化に向けた機運の醸成を図るために行うものです。大会の参加者は500人を見込んでおり、構成市町及び各団体の連携強化にも繋げていきます。