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教育福祉常任委員会では、地区版地域助け合い協議会の活動状況の調査のため、9月24日に綾里地区助け合い協議会と、27日に盛地区助け合い協議会と意見交換を行いました。
綾里地区助け合い協議会では、昨年度、地域課題の調査を実施したところ、困りごととして、薬の受け取りや買い物が挙げられ、広報で患者輸送車の利用や配達可能な店舗などの情報提供を積極的に行いました。コロナ禍で十分な活動ができない状況が続いていますが、町内会などの団体と協力しながら、今後は地域マップづくりの取組を推進する計画との報告がありました。
盛地区助け合い協議会では、高齢者が参加できる交流サロン活動(歌声サロン、ボッチャクラブなど)を支援しており、サロンで仲間と楽しい時間を過ごすことが介護予防につながったり、さらに、グループでの活動が見守りや相互に助け合う場にもなっており、地域の力を生かした助け合い活動が実践されていると報告がありました。
それぞれの協議会からは、地域の担い手不足や、地域助け合い協議会と新たな協働のまちづくりとの関わりについてなどが、共通の課題として挙げられました。
委員らは行政と一体となって今後の地域づくりへの取組を推進していく必要性などについて意見を交わしました。