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平成28年度の決算状況

 平成28年度の決算状況をお知らせします。

 平成28年度は、市総合計画後期基本計画の初年度として、引き続き復興計画登載事業の着実な推進に最優先で取り組み、土地区画整理事業や住宅の高台移転に伴う敷地造成、道路・漁港・学校施設などの復旧、市民生活再建のための各種支援事業に加え、防災集団移転促進事業で取得した被災跡地の整備事業を実施し、総力をあげて復旧・復興の推進に取り組みました。
 一般会計と特別会計を合わせた歳出決算額は696億4,323万円となり、前年度と比較して1.1%の減額となったものの、復旧・復興事業が本格化した大規模な決算額となりました。

1.各会計の決算額

区分 歳入 歳出 歳入歳出差引額
一般会計 621億240万円 565億3,069万円 55億7,171万円
魚市場事業特別会計 1億7,437万円 1億7,437万円 0円
介護保険特別会計(介護サービス事業勘定) 1,524万円 1,081万円 443万円
介護保険特別会計(保険事業勘定) 41億5,318万円 40億5,461万円 9,857万円
簡易水道事業特別会計 2億8,583万円 2億7,606万円 977万円
漁業集落排水事業特別会計 4億2,353万円 3億8,659万円 3,694万円
後期高齢者医療特別会計 4億2,336万円 4億1,975万円 361万円
公共下水道事業特別会計 22億8,848万円 22億537万円 8,311万円
国民健康保険特別会計(事業勘定) 54億2,405万円 53億1,898万円 1億507万円
国民健康保険特別会計(診療施設勘定) 2億7,024万円 2億6,600万円 424万円
合計 755億6,068万円 696億4,323万円 59億1,745万円

2.一般会計の歳入・歳出決算額

 一般会計の歳入(収入)は621億240万円、歳出(支出)は565億3,069万円で、55億7,171万円の黒字となりました。
 歳入総額は前年度より42億4,118万円の減額、6.4%の減となりました。国庫支出金が最も多く、次いで繰入金ほか、地方交付税、繰越金の順となっています。
 歳出総額は前年度より1億68万円の増額、0.2%の増となりました。土木費の割合が最も多く、次いで総務費、災害復旧費、民生費の順となっています。

歳入 621億240万円

歳入グラフ

歳出 565億3,069万円

歳出グラフ

一般会計の復旧・復興事業の決算状況

一般会計の復旧・復興事業の決算状況グラフ

3.平成28年度の主な事業((復)は市復興計画登載事業、◎印は合併建設計画登載事業)

豊かな市民生活を実現する産業の振興

地域活力を担う水産業の振興

  • (復)漁港関係施設災害復旧事業…32億4,887万円
  • (復)漁業集落防災機能強化事業…2億7,612万円
  • (復)◎大船渡湾内干潟造成事業…1億2,807万円
  • ◎崎浜地区漁業集落排水施設整備事業…2億7,814万円

地域特性を生かした農林業の振興

  • ◎森林整備事業…1,976万円
  • 森林病害虫等防除事業…2,460万円

活気あふれる商業の振興

  • 中小企業対策事業…1,400万円

地域経済を支える地場産業の振興

  • 起業支援事業…448万円

豊かな地域資源を活用した観光の振興

  • まつり開催運営支援事業…1,850万円
  • 大船渡市観光物産協会運営支援事業…1,100万円

安心が確保されたまちづくりの推進

子ども・子育て支援の充実

  • (復)放課後児童健全育成事業…6,315万円
  • (復)◎被災保育所移転改築事業…1億9,580万円

豊かな心を育む人づくりの推進

生涯学習の推進

  • (復)地域社会教育振興事業…2,500万円
  • ◎博物館施設改修事業…566万円

学校教育の充実

  • (復)被災学校移転改築事業…47億9,916万円
  • 学校施設整備事業…3,530万円
  • ◎義務教育施設整備事業…5,886万円

潤いに満ちた快適な都市環境の創造

適正な土地利用の推進

  • (復)被災市街地復興土地区画整理事業…49億6,656万円

良好な生活空間の創造

  • ◎富岡線道路改良事業…1億8,744万円
  • ◎水道施設整備事業…3億6,452万円
  • (復)水道施設災害復旧事業…2億7,526万円
  • ◎綾里簡易水道施設整備事業…475万円
  • (復)防災集団移転促進事業…34億6,808万円
  • (復)災害公営住宅整備事業…16億6,493万円

交通・港湾物流

  • (復)路線廃止代替バス運行支援事業…2,508万円
  • (復)コミュニティバス事業…819万円
  • コンテナ船定期航路利用奨励事業…1,555万円

やすらぎある安全なまちづくりの推進

防災対策の推進

  • (復)津波復興拠点整備事業…11億907万円
  • (復)◎防災センター整備事業…18億2,352万円
  • (復)防災関係事業…734万円
  • (復)◎消防施設整備事業…1億9,789万円

交通安全対策の推進

  • ◎交通安全施設整備事業…500万円

自然豊かな環境の保全と創造

自然環境の保全

  • (復)◎公共下水道事業…11億8,790万円
  • (復)◎浄化槽設置整備事業…5,578万円

廃棄物処理対策の推進

  • 気仙広域連合施設維持管理事業…9,081万円
  • 岩手沿岸南部広域環境組合事業…3億7,517万円
  • 大船渡地区環境衛生組合ごみ収集…6,241万円

自立した行政経営の確立

効率的で質の高い行政運営の推進

  • 行政事務OA化推進事業…1億2,863万円
  • 電子自治体推進事業…9,518万円

広域連携・交流の推進

  •  (復)銀河連邦サンリクオオフナト共和国運営支援事業…550万円

予算の執行状況

 歳出予算の執行率とは、予算額に占める支出済額の割合で、事業の実施状況の一定の目安となります。
 震災後は、復旧・復興事業費の急激な増加と事業の実施状況の間に差が生じたことなどの事情により執行率が低い傾向にありますが、平成28年度の一般会計と特別会計の歳出の執行率は86.7%で、平成27年度と比べ6.9ポイント増加しました。残りのうち8.7%は復旧・復興事業実施にあたって、関係者との調整に時間を要したこと、他の復旧・復興工事の進捗状況と調整しながら実施時期を決める必要があったことなどから、平成29年度に予算を繰り越したものです
 また、残りのうち4.6%分は、入札の結果などにより事業費が低く済んだことや、国の予算配分に対して事業の実施が進まなかったことにより、予算が不用となったものです
 執行率が上昇し、復旧、復興が速やかに進むよう、他の自治体から多くの職員の派遣をいただきながら事業に取り組んでいます。

4.健全化判断比率及び資金不足比率(平成28年度)

 財政指標の整備、情報開示の徹底及び自主的な改善努力による財政健全化等を目的として「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」が平成19年6月に公布され、平成19年度決算より健全化判断比率及び資金不足比率を算定するとともに、公表することになりました。

それぞれの比率を見る場合はここをクリックしてください。

5.引き上げ分に係る地方消費税収の使途について

 平成26年度4月1日より消費税(国・地方)が5%から8%に引き上げられたことに伴い、地方消費税の増収分については、その使途を明確化し、社会保障施策に要する経費に充てるものとされています。平成28年度大船渡市一般会計決算における引き上げ分の地方消費税交付金(社会保障財源分)に係る使途は、以下のとおりとなります。

引き上げ分に係る地方消費税収の使途について

6.平成28年度財政状況資料集

 地方公共団体の総合的な財政状況の開示を推進するため、全国の地方公共団体(都道府県、市町村等)が共通様式で作成している、財政状況資料集を公表します。

財政状況資料集

※岩手県内の他市町村の状況はこちらで確認できます。<外部リンク>

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