本文
最大クラスの津波浸水想定について
岩手県では、日本海溝・千島海港沿いの最大クラスの断層モデルに加え、東北地方太平洋沖地震津波など、過去に県内で発生した最大クラスの津波も対象とした浸水想定を公表しました。
浸水想定の条件
今回公表した浸水想定は、「満潮時」に「地震による構造物の地盤沈下が発生」し、「津波が防潮堤などを越流したときに破堤」することを条件としています。
このような悪条件下では、東北地方太平洋沖地震津波など、過去に発生した津波の浸水範囲を大きく上回る地域もありますので、より一層の注意が必要です。
津波浸水想定図は、岩手県のホームページ＜外部リンク＞をご覧ください。
津波から命を守るために
今回の浸水想定は、数百年から千年に一度よりも発生頻度が低いものですが、これよりも大きな津波が発生する可能性もありますし、津波の第二波以降が最大の浸水域になる場所もあります。
津波浸水想定は、「何としても人命を守る」という考えのもと、避難を中心とした津波防災地域づくりを進めるためのものです。「自分の命は自分で守る」意識を持ち、日ごろから避難経路や避難場所を確認しておき、迅速な避難行動に備えましょう。
※ 津波ハザードマップは、今回の公表された津波浸水想定を踏まえて更新する予定です。
