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ILC推進室


ILC推進室の写真
 平成31年3月7日に日本政府が国際リニアコライダー(ILC)計画について正式に関心を示して以降、日米の政府間ディスカッショングループに加え、日仏、日独、日英のディスカッショングループの設置、日本学術会議「マスタープラン」における「学術大型研究計画」への選定、欧州素粒子物理戦略においてILC計画に対し欧州が協働する旨の明記、ILC準備研究所設立のための国際推進チームの設置、東北ILC準備室の後継組織として東北ILC事業推進センターの設置など、ILC計画に関連し国内外において様々な動きがありました。
 このように、ILCを取り巻く情勢は、着実に前進しており、今後は、ILC準備研究所設置に向けた動きが活発化し、国際協議が本格化するものと想定されます。
 市では、ILC実現に向け、関連する取組を一層推進するため、平成29年12月1日、ILCに係る事務事業を統括する「ILC推進室」を設置しました。
 平成30年度からは、専任職員を配置し、体制を強化し、さらには、ILCに関する当市における取組指針となる「ILCと共生するまちづくりビジョン」、同ビジョンの一層の具現化を図るための「ILCアクションプラン」及び施設・設備等の建築資材や研究機器の搬入に伴う大船渡港の活用や、港から荷揚げされた各種機器等を建設予定地まで輸送するためのルートの検討を取りまとめた「大船渡港の活用等プラン」を策定し、ILC実現後を見据えた取組を進めています。
 また、ILCをテーマとした講演会や出前講座等、ILC実現に向けた市民の意識の醸成・高揚を図るための催しの開催やILC誘致・実現について、政府判断を後押しするための国等への要望活動等を実施しています。