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中野えびす丸の代表や若手漁師等と共に、大船渡の海を活かした新たな「海業」の開発に取り組む地域おこし協力隊員を募集します。
大船渡市の越喜来地区は、三陸でも有数のホタテとワカメの産地でありながら、若者の減少が著しく、漁師の担い手や後継者不足が喫緊の課題となっています。
また、東日本大震災により北里大学三陸キャンパスが撤退したことで、使われなくなった学生向けアパートが多数存在します。
これまでに数十名の若者が漁業体験やインターンシップ等で訪れ、その多くが再訪していることから、場と機会があれば若者世代の交流が活発になり、将来的な担い手の確保や、若者の自由な発想による水産業の新たな可能性を見出していけることが期待できると考えています。
また、代表が所有するアパートの利活用がモデルとなることで、地域のアパートの再利活用へと波及する効果も期待でき、将来にわたって地域と産業を両輪で活性化するきっかけになる事業であると考えています。
水産業は伸びしろだらけで、可能性にあふれた仕事です。一緒に新しい水産業を作っていける人、未経験はもちろん大歓迎です、どうぞよろしくお願いします!
大船渡の海を活かした新たな「海業」の開発
下記の業務から、選択または複合的に取り組んでいただくことを想定しています。
⑴代表、若手漁師等と共に実際に海に出て、漁師の1人として一連の業務を行う。
⑵代表が所有するアパートを活動拠点として整備・利活用し、地域や漁業に関心を持つ全国の若者が集う場と機会を創出する交流促進事業
⑶団体が生産する最高級ホタテやワカメ、ホヤを活かした六次化商品の開発、新たなビジネルモデルの構築
⑷上記⑴~⑶に限らず、隊員の希望や培ってきた経験、将来ビジョン等を踏まえ、団体の漁業に関するノウハウやネットワークと三陸・大船渡の豊かな海を活かした新たな「海業」のアイデアを議論しながら、共に開発していく。
特段の能力、経験、資格等は問いません。漁業は、力仕事もありますが、隊員の状況や意向に応じて、できる範囲で分担・調整しながら業務を進めます。
一方で、海の仕事は自然環境の影響が大きいため、事前に業務計画が立てにくく、日々の状況に応じて業務を行うことが多くあります。スケジュール調整や自身の体調管理を含め、ある程度のセルフマネジメントができる方が好ましいと考えています。
以下のような方を想定しています。
・漁師の仕事に興味、関心がある方(未経験者大歓迎!)
・海や海産物を活かした事業開発に取り組んでみたい方
・生産者、加工業者、地域内外の協力者等、多様な年代や立場の人と積極的に関わり、関係構築ができる方
・トライ&エラーを恐れずに、課題と可能性が多くある環境を楽しみながら主体的に活動できる方
※指示を受けて動いたり、タスクをこなしたりする業務イメージをお持ちの方には業務内容が合わないと考えます。
1人
⑴崎浜漁港(大船渡市三陸町越喜来)
⑵活動交流拠点「なかの荘」(大船渡市三陸町越喜来字明神道19番地4)
⑴勤務時間
午前8時~午後5時のうち、実働6~8時間程度
⑵休憩時間
正午~午後1時
※勤務時間及び休憩時間は、変更となる場合があります。
※時期、天候、出荷状況等により、始業が深夜または早朝となる場合があります。
⑶休日
週休1~2日(週の実働時間に応じて変動)
月額160,000円(賞与なし)
※社会保険料等を控除します。
⑴社会保険等(健康保険、厚生年金、雇用保険)に加入します。
⑵家賃補助(月額20,000円を上限)
⑶ガソリン代補助(月額20,000円を上限)
⑷車両借上代補助(月額50,000円を上限)
大船渡市地域おこし協力隊募集要項 [PDFファイル/129KB]