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更新日:2025年10月21日
令和8年1月~3月に試行、4月からの本格移行を検討
現在、市民環境課・国保医療課・税務課で実施している月曜・金曜日の窓口延長を、実際の利用状況を踏まえて試行的に見直し、全曜日の業務時間を統一します。
見直しにあたり、令和8年1月から3月を試行期間とし、期間中、見直しの試行を検証した上で、令和8年4月からの本格移行を検討します。
〔見直し前〕 午前8時30分~午後6時30分
〔見直し後〕 午前8時30分~午後5時15分
なぜ延長時間を見直すのですか?
現在、市役所本庁では市民の利便性向上のため、月曜日と金曜日に一部窓口の業務時間を午後6時30分まで延長しています。
しかし、令和6年6月~令和7年3月の利用状況を調べたところ、延長時間帯の利用は全体の6.6%にとどまり、1日あたりの平均取扱件数も約14件と少なく、そのうち約3分の1はコンビニ交付サービスで対応可能な手続きでした。
この状況を受けて、窓口延長の他の市民サービス向上のために、限られた市の資源を効率的に配分したり、職員の恒常的な時間外勤務を減らしたりする必要があります。
取扱件数 | うちコンビニ交付 移行可能件数 |
コンビニ交付 移行可能件数の割合(%) |
|
取扱総数 | 1,033 | 310 | 30.0 |
1日あたり平均 | 13.6 | 4.4 | 30.0 |
時間帯 | 8時台 | 9時台 | 10時台 | 11時台 | 12時台 | 13時台 | 14時台 | 15時台 | 16時台 | 17時台 | 18時台 |
全曜日 | 4.0 | 13.2 | 16.3 | 12.8 | 8.5 | 12.0 | 12.3 | 10.2 | 7.6 | 2.8 | 0.4 |
月・金曜日 | 4.1 | 12.6 | 15.9 | 11.9 | 8.2 | 11.8 | 11.6 | 9.8 | 7.5 | 5.7 | 0.9 |
見直しによって行政サービスの向上を目指します
窓口延長に充てていた人的資源を、より必要とされる市民サービスや、デジタル化の推進といった分野に再配分することで、行政サービス全体の質の向上を目指します。
また、職員の時間外勤務が減ることで、持続可能な行政運営とコスト削減にもつながります。
来庁不要の手続きで、利便性を維持・向上
窓口延長の見直しで市民サービスが低下しないよう、さまざまな取組を進めます。
- 休日対応の実施=マイナンバーカードの交付や、電話申請による住民票の写しなどの交付を、引き続き休日に行います。
- 各種証明書のコンビニ交付=マイナンバーカードを使って、全国のコンビニで証明書を取得できるサービスを積極的に周知、推進します。
- 窓口サービスの充実=「書かない×ワンストップ窓口」の拡充や、市役所に行かなくても手続きが完了する「行かない窓口」を充実させます。