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コンテンツ番号:5716

更新日:2025年12月16日

高病原性鳥インフルエンザについて

 高病原性鳥インフルエンザとは、鳥類がA型インフルエンザに感染して起こる鳥インフルエンザのうち、強毒型のウイルスあるいはH5亜型またはH7亜型のウイルスを原因とするものをいい、家畜伝染病に指定されます。
 昨年度は岩手県内の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が多発し、今年度も国内では、既に発生しています。
 養鶏場・愛玩鳥を飼養する皆さん、市民の皆さんも、市内での本病のまん延防止のために、以下のことにご注意ください。

市民の皆さまへ

 鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥に濃厚接触するなど特殊な場合を除いては、人に感染しないと考えられています。また、市場に流通している鶏肉・鶏卵については、安全な商品であることが確認されています。
 野鳥や家きん(飼養している鳥)の高病原性鳥インフルエンザの発生を防ぐため、市民の皆さんは以下のことにご注意ください。

  1. 衰弱、死亡した野鳥を見つけた場合、体内や羽毛に病原体を保有している可能性がありますので、素手で触らないようお願いします。
  2. 日常生活において野鳥の排せつ物などに触れた場合には、手洗いうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
    また、野鳥の糞が靴の裏や車両につくことにより、鳥インフルエンザが他の地域に運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。
    特に、靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行ってください。
  3. 野鳥が多く集まると感染拡大のリスクが高まることから、餌やりを控えてください。
  4. 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとするのは避けてください。
  5. 同じ場所でたくさんの野鳥が死んでいる場合は、沿岸広域振興局保健福祉環境部大船渡保健福祉環境センター(電話:0192-22-9814)まで連絡してください。

個人で鳥を飼育している方へ

 市内で鳥を飼養されている方は、鳥インフルエンザの発生・拡大を防ぐため、次の衛生対策にご協力ください。

  1. 野鳥・野生動物の侵入を防ぐため、飼育施設の破損部位を修繕し、防鳥ネットで覆うこと。餌箱は、常に飼育施設内に置き、散乱した餌の清掃を行ってください。
  2. 鳥に触れる際には、手指をよく洗浄してください。また、飼育施設に入ったときに着用した衣服や靴では外出しないようにしてください。
  3. 飼育施設の周囲には消石灰を散布(1平方メートルあたり1㎏)するなど、消毒を行ってください。
  4. 飲み水には水道水を使用し、野鳥が飛来する池や川の水は使用しないでください。
  5. 毎日健康状態を観察し、異常が見られた場合は、岩手県県南家畜保健衛生所(電話 0197-23-3531)または沿岸広域振興局保健福祉環境部大船渡保健福祉環境センター(電話 0192-22-9814)まで連絡してください。

ため池等を管理している方へ

 市内でため池等を管理されている方は、鳥インフルエンザの発生・拡大を防ぐため、次の衛生対策にご協力ください。

  1. 農場周辺のため池等の水抜き、防鳥ネットや忌避テープを設置してください。
  2. ため池等での野鳥への餌付けは行わないでください。

高病原性鳥インフルエンザについての情報

 その他、鳥インフルエンザの情報については、農林水産省や岩手県のホームページをご覧ください。

 鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省)<外部リンク>
  鳥インフルエンザに関する情報:農林水産省
 高病原性鳥インフルエンザについて(岩手県)<外部リンク>
  岩手県 - 高病原性鳥インフルエンザについて
 死亡野鳥の回収と高病原性鳥インフルエンザ調査(岩手県)<外部リンク>
  岩手県 - 死亡野鳥の回収と高病原性鳥インフルエンザ調査