防災学習・防災ツーリズム

防災学習、防災ツーリズム

　当館は、「3.11伝承ロード」の震災伝承施設となっており、津波災害に関する伝承活動を行っています。大船渡市をはじめとする三陸沿岸は、これまでにもさまざまな津波の被害を受けており、東日本大震災と合わせて学ぶことができます。

当館の津波災害に関する展示

シアター

　東日本大震災の記録映像「荒れ狂う海～津波常習地・大船渡～」を上映しています。

　市民が撮影した東日本大震災の写真や動画により、市内の地域ごとの被害の様子のほか、明治・昭和三陸地震津波、昭和チリ地震津波と東日本大震災の津波の特徴や違いについても紹介しています。

　映像は、完全版が20分、短縮版は5分です。日本語のほか、英語、中国語（繁体字・簡体字）、韓国語にも対応しています。

　シアター入口に映像を選ぶスイッチがありますので、空いていればいつでもご利用ください。

常設展示「荒れ狂う海」

　大船渡市では、明治29（1896）年、昭和8（1933）年、昭和35（1960）年の津波により、大きな被害が出ています。常設展示では、これらの津波について、絵図や写真、浸水図などで被害の様子を伝えています。

　また、大船渡測候所で実際に使用されていた地震計も展示しています。

図録・解説書

　過去に開催した津波災害関係の企画展の図録・解説書を販売しています。ご希望の方は、来館または郵送にて購入することができます。

　◇東日本大震災被災状況写真展Part1～3（500円）

　　平成25～27年度企画展の図録。発行2016年、Ａ4判、16頁

　◇気仙と津波～大船渡・陸前高田～（300円）

　　三陸防災復興プロジェクト2019 三陸ジオパーク・ワクワクフェスタ「岩手の海とジオの魅力展」令和元年度 大船渡市立博物館・陸前高田市立博物館協働展の解説書。発行2019年、Ａ4判、8頁

　◇津波災害からの復興～東日本大震災から10年、チリ地震津波から61年の記録～（600円）

　　令和2年度特別展の図録。発行2021年、Ａ4判、48頁

　　郵送での購入をご希望の方は、こちらをご覧ください　図書案内