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当市では、これまで明治三陸大津波、昭和三陸大津波やチリ地震津波など、津波による大きな被害を受けてきました。このため、犠牲者に対する慰霊やその教訓を後世に伝えるなどの目的で、市内各地に津波記念碑などの石碑が設置されています。
赤崎町字合足地内の津波記念碑
三陸町越喜来字鬼沢地内の津波記念碑
津波石は、津波によって海中から岸に打ち上げられた巨大な石です。吉浜の津波石は、三陸町吉浜海岸付近にある重さ約30トンの石であり、昭和三陸大津波によって現在の場所まで運ばれてきたもので、かつては津波記念碑として設置されていました。その後の道路工事によって埋没していましたが、東日本大震災による津波で被災した市道の法面から再発見されました。