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更新日:2025年04月30日
市では、東日本大震災の経験や教訓を次世代に引き継ぐとともに、洪水や土砂災害などの大規模自然災害の脅威や備えなどについて学ぶため、市内各地にある津波伝承・学習施設、各地区等で行われている取組などを有機的に連携させる防災学習ネットワーク形成に向けた取組を推進しています。
大船渡市防災学習ネットワーク形成基本計画
大船渡市防災学習ネットワーク形成基本計画 [PDFファイル]
大船渡市防災学習ネットワーク運営協議会
設置要網
委員
開催状況
大船渡市防災学習ネットワーク構成施設・取組の紹介
1 ネットワーク構成施設の紹介
令和5年3月作成


大船渡市防災学習館
東日本大震災時の避難所としての状況をそのまま残し、当時の臨場感を感じながら、過去の津波被害の記憶や教訓の伝承、洪水や土砂災害等の大規模自然災害に対する備えなどについて学ぶことができる施設として整備し、令和3年10月から供用を開始しました。
祈りのモニュメント
大船渡市では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災に伴い、未曽有の被害を受けましたが、市民の懸命な努力と国内外の皆さま方の御支援を賜りながら、復旧・復興に取り組んできました。
震災から13年が経過した今、震災の記憶が徐々に薄れてきている状況にあり、犠牲になられた方々への追悼の意を表し、震災の記憶を決して風化させることなく未来への教訓とする、象徴的な場が求められています。
また、当市は、過去に幾度も津波災害に見舞われましたが、その度に多くの支援に支えられながら、前へと歩み出す勇気を持って、災害を乗り越えてきました。
そうした市民の想いも伝えたいことから、当市では、大船渡市東日本大震災追悼施設整備方針を策定し、
- 震災で亡くなられた市民に対する深い追悼のため
- 震災の記憶を決して風化させることなく未来への教訓とし、今後の災害に備える意識啓発を図るため
- 震災を乗り越え復興した想いを伝えるため
「祈りのモニュメント」を整備し、令和6年2月に完成を迎えました。
2 「3.11伝承ロード」登録施設
震災伝承ネットワーク協議会(事務局:国土交通省東北地方整備局)では、東日本大震災から得られた実情と教訓を伝承する施設等を「震災伝承施設」として登録しています。
現在、当市では25施設が震災伝承施設として登録されています。
3 大船渡市防災学習アーカイブス
大船渡市防災学習アーカイブスは、東日本大震災の被害状況や復旧・復興などの記録のほか、震災遺構や石碑、洪水や土砂災害などの防災・減災に関する情報などを伝承するため開設したウェブサイトです。
ウェブサイトへのアクセスは、下記のバナーからご確認ください。
登録コンテンツ
1 東日本大震災及び過去の地震・津波に関するもの
- 地震・津波の記録や教訓の伝承
- 復旧・復興の取組
- 震災遺構、石碑、モニュメントなどの情報
- 追悼式、慰霊祭など、震災に関する催事
2 施設・団体等の取組に関するもの
協議会を構成する施設・団体が実施した震災伝承や防災学習に関する取組や催事
3 防災学習に関するもの
- 地震、津波、洪水、土砂災害などの防災・減災に関する情報
- 防災学習に関する催事
4 大船渡市防災学習「まなぼうさい」ツアー
災害に強いまちづくりの一環として、東日本大震災津波の経験や教訓を学び、次世代に継承するとともに、近年頻発する洪水や土砂災害等の自然災害へ備えるため、防災学習ツアーを実施し、市民等に学ぶ機会を提供することで、津波伝承・防災学習の促進を図ります。
ツアー参加者の募集
大船渡市防災学習「まなぼうさい」ツアー参加者を募集します。
※応募受付は、終了しました。