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大船渡駅周辺地区の復興まちづくりにあたっては、津波からの防災性の向上と賑わいある商業・業務機能の集積を図るとともに、東日本大震災津波以前の課題も含めて解決しつつ、将来にわたり継続して魅力あるまちづくりを進めていくため、まちづくりの関係者が連携して、エリアマネジメントに取組んでいます。
地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取組です(※)。
※出典:国土交通省土地・水資源局土地政策課「エリアマネジメント推進マニュアル」(2008)
ライフスタイルの多様化や地域特性を活かしたまちづくりへのニーズを柔軟に受け容れながら、「都市空間」を「地域にとって意味のある場所」に変えていきます。
また、場所での活動を構想し、それらを展開する人材を探し・創り、併せて、制度や前例の壁を越えた「新しい取組を支える独自の仕組み」を構築していきます。
市においては、「心地よい暮らしの景観とは何か」について、暮らす人々とともに考えながら景観を形成していく取組(景観事前協議制度)のほか、地区内の未利用地の利活用を図る取組を実施しています。
また、都市再生推進法人((株)キャッセン大船渡)においては、公園の利活用を通じた賑わい創出とエリアの広報宣伝に取り組んでいます。
都市再生推進法人((株)キャッセン大船渡)を推進母体として、エリアの魅力向上や商業活性化等の取組を関係者とともに積極的に推進していきます。
- キャッセン大船渡エリアのエリアマネジメントの体制 -